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カナダのアイスワイン2008年01月04日 23時48分19秒

HENRY OF PELHAM
時々変なワインを買って来る息子が又、お正月用に(?)玉川高島屋でカナディアンアイスワインを買ってきた。

「ヘンリー オブ ペルハム ファミリー エステートのリースリングアイスワイン」

リースリングとは葡萄の品種らしい。
やや透き通った金色で、適度な酸味を持ち、濃厚な甘さとのバランスが素晴らしく、洋ナシやグリーンアップルのようなシトラス系のすっきりした上品で繊細な甘さと香りが特徴だという。

カナディアン アイスワイン ギャラリーのホームページでは「ヘンリーオブペルハムファミリーエステートのリースリングアイスワインは世界最高のアイスワインと評されています。」とある。

アルコール分は10%未満。
375ml瓶で値段は13,650円とか。
単純計算で720mlの普通のワイン瓶の容量にすると、1本が26,200円にもなる。
あの有名なシャンパンのドン・ペリニヨン1999年白でも安売り店で750ml瓶が13,650円で買えるって言うのに・・・ドンだけ~~!
もっとも、ワインはもっと高いのがザラに有るけど・・・

3℃~8℃までよく冷やして、30ml位ずつお召し上がり下さい。とある。
少し口に含むと、甘くフルーティーな香りが口いっぱいに広がって、甘美な世界に引きずり込まれる。
なるほど、確かにウマイ!
瓶ごと持って、海賊飲みがしたくなる。

〈雲竹斎先生によるアイスワインのうんちく〉
久しぶりじゃのう・・・雲竹斎じゃ。
ウンチクサイだからって、鼻つまみモンじゃぁないぞ。

アイスワイン用葡萄は通常のワイン用葡萄が収穫される秋ではなく、真冬に収穫されるのじゃ。

葡萄は氷点下の続く極寒のカナダの地において、凍結と解凍を幾度も繰り返しながら少しずつ水分を失って、葡萄本来の甘みと芳醇な香りが凝縮されていくんじゃ。

そして、通常はクリスマスの前後から1月の半ばにかけて日中の温度が零下8℃から零下12℃の間の日に、凍った葡萄が解けないように夜中から早朝にかけて収穫されるんじゃぞ。

その寒さの中の作業たる物、大変なモンじゃ。
しかも、葡萄は凝縮されていて、同じ量のワインを造るのに通常のワインの8倍から10倍の葡萄が必要なんじゃ。

本場のカナダでもアイスワインは350mlで5~6千円するという。
日本で買うと倍くらいの値段になる。
まっ、酒税とか関税とか色々あるんじゃろうな。

大事に飲まないとバチがあたるぞ。
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