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横浜トリエンナーレ32008年11月09日 00時01分41秒

横浜トリエンナーレ2008第3会場の赤レンガ倉庫
ここには、8人の作品が展示されている。


細い通路をメッセージボードを読みながらジグザグに進んでいく作品。
もちろん、後戻りや追越は出来ない。
ただ、ボードの反対側は英語で書いてあるので、英語圏の人達は出口側から逆行してくる。
作者は日本人かと思ったら、ミランダ・ジュライ (Miranda July)と言うアメリカ人の女性。
映画「君とボクの虹色の世界」(2005年)では監督・脚本・主演を努め、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞している。

赤レンガ倉庫前にはベロタクシー(自転車タクシー)が客待ちをしていた。

ベロタクシーは、1997年にドイツ・ベルリンで「環境にやさしい新しい交通システムと、動く広告がひとつになった乗り物」として開発された自転車タクシー。
ベロは、ドイツ語で自転車"Veloziped"の意味。ベロタクシーは商品名。
日本では2002年3月に京都で走ったのが最初。
横浜では去年2007年の3月頃から見かけるようになった。

横浜での運賃は大人1人初乗り300円で、1ポイント100円のポイント制。
たとえば、JR桜木町駅からみなとみらいは2ポイント。300円+100円で400円になる。
JR桜木町駅→2ポイント→みなとみらい→1ポイント→パシフィコ横浜→1ポイント→ワールドポーターズ→1ポイント→赤レンガ倉庫→2ポイント→大さん橋→1ポイント→山下公園→1ポイント→中華街→1ポイント→横浜スタジアム→1ポイント→JR関内駅と名所巡りをすると、合計11ポイント。
300円+100円×10で、1300円になる。
大人2人で乗れるが、料金は2人分取られる。当たり前だけど・・・


雲竹斎の今日のうんちく

日本では自転車タクシーはすでに大正時代にあったんじゃ。「人働車」と呼ばれていたんじゃが、戦時中は燃料節約ということで「国策タクシー」とも呼ばれていたんじゃと。
戦後は「輪タク」と名前を変えて最盛期には1万数千台も走っていたんじゃよ。

面白いことに英語ではCycle rickshaw(サイクル リクシャー)と言うらしいのぅ。リクシャーと言うのはなんと、りきしゃ(人力車)から来ているんじゃな。


話がトリエンナーレから外れてしまった。
第2会場の日本郵船海岸通り倉庫は又明日。

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