東京スカイツリー天望回廊へ Vol.3 ― 2012年06月01日 15時56分51秒
団体フロアには、全長45mの壁面全体を使った「隅田川デジタル絵巻」という展示がある。
隅田川を中心として、両岸に広がる下町や江戸・東京の風物を描いた壁画の中央に13枚の映像モニターをシンクロさせている。
古来からの屏風絵とデジタル画像を融合させたのが面白い。
隅田川を中心として、両岸に広がる下町や江戸・東京の風物を描いた壁画の中央に13枚の映像モニターをシンクロさせている。
古来からの屏風絵とデジタル画像を融合させたのが面白い。
団体のお客さんは年配の方が多い↑。
女性トイレには順番待ちの列が出来ている。お年寄りはトイレが近いからかと思ったら、個室が1つしかないという。団体待合室なのに??
出てくる人、出てくる人がことごとく「1つしかないわよ!」と言葉のバケツリレーをしながら出てくるのである。
女性トイレには順番待ちの列が出来ている。お年寄りはトイレが近いからかと思ったら、個室が1つしかないという。団体待合室なのに??
出てくる人、出てくる人がことごとく「1つしかないわよ!」と言葉のバケツリレーをしながら出てくるのである。
個人で入場の日時指定を予約した人は4階の出発ゲートへ。
4階には「SUPER CRAFT TREE」という展示がある。
東京スカイツリーの建築美である「そり」「むくり」「心柱」など12のテーマで、江戸の伝統工芸である「組子」「竹細工」「江戸切子」を素材として創られている。
高さ3.5m、幅は22mに及ぶ。
いよいよ350mの展望デッキへ。天望デッキへのエレベーター「天望シャトル」は4基ある。それぞれに、「桜」「隅田川」「祭」「都鳥の空」と題したアートパネルが展示してある。
作者は地元墨田区のデザイナー高橋正実氏。地域に受け継がれた伝統的な素材と手法で表現している。
昇りは「祭」のデザイン。金色の鳳凰が羽ばたいている。
帰りの下りエレベーターは「都鳥の空」だった。
「伊勢物語 九段 東下り」より。
猶、行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。 (中略) さるをりしも、白き鳥の嘴と脚の赤き、鴫の大きさなる、水のうへに遊びつつ魚をくふ。京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず。渡し守に問ひければ、「これなん都鳥」といふをききて、
名にし負はば いざ事とはむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。
猶、行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。 (中略) さるをりしも、白き鳥の嘴と脚の赤き、鴫の大きさなる、水のうへに遊びつつ魚をくふ。京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず。渡し守に問ひければ、「これなん都鳥」といふをききて、
名にし負はば いざ事とはむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。
伊勢物語は平安時代の歌物語。
現代では都鳥はユリカモメの事だという説が一般的になっているが、ユリカモメは昭和40年から東京都民の鳥に指定されている。
都鳥(みやこどり)=都(と)の鳥?
天望シャトルの中には、現在の高度とスピード、スカイツリー全体の中の現在地、現在の断面形状を表示している。
これを見ていると、上に行くにしたがって断面が三角形から円に変形していくのがよく分かる。
現代では都鳥はユリカモメの事だという説が一般的になっているが、ユリカモメは昭和40年から東京都民の鳥に指定されている。
都鳥(みやこどり)=都(と)の鳥?
天望シャトルの中には、現在の高度とスピード、スカイツリー全体の中の現在地、現在の断面形状を表示している。
これを見ていると、上に行くにしたがって断面が三角形から円に変形していくのがよく分かる。
ここからはゆっくりと歩きながら回廊を一周するようになっている。
最高到達点、451.2mのソラカラポイントを目指して!
天望回廊については、また次回に。
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