横濱三塔物語 ― 2012年09月26日 12時56分51秒
21日から23日まで「ピンクリボンかながわ2012」でライトアップが行われた横濱三塔について詳しくお話しします。
横浜には「横濱三塔物語」という都市伝説があって、横濱三塔を一望出来る3ヶ所のスポットを全てまわると願いが叶うと言われています。
三塔というのは、神奈川県庁本庁舎の「キングの塔」、横浜税関本関庁舎の「クイーンの塔」、横浜市開港記念会館の「ジャックの塔」の3つの建造物を指します。
これらの塔が建った当時は他に目立つ建物はなく、横浜港に入港してくる船はこの3つの塔を目印に入港したと言い、この愛称は外国人船員達によって付けられたと言う説が有力になっています。
みなとみらい地区の建物の名称にも「ジャックモール」(9月30日に閉店します。閉店セールやってます)・「クイーンズスクエア」などとして使われています。
横濱三塔その1、
キングの塔=神奈川県庁本庁舎です。
関東大震災で焼失した旧県庁舎跡に建てられ、1928年(昭和3年)10月28日に完成しました。
本庁舎の後ろ側には、1966年に竣工した地上13階・地下1階の近代的な新庁舎が建っています。
横濱三塔その2、
クイーンの塔=横浜税関本関庁舎です。
1934年(昭和9年)に竣工しました。
横濱三塔その3、
ジャックの塔=横浜市開港記念会館です。
1917年(大正6年)6月30日に竣工したが、関東大震災により時計塔と壁の一部を残して倒壊してしまいました。
1927年(昭和2年)に震災復旧工事が完成しましたが、ドーム屋根が復元されたのは1989年(平成元年)です。1985年(昭和60年)に創建時の設計図が発見されて細部の復元が可能になったそうです。
周りにビルなどが建つことにより、横濱三塔が一緒に見られる場所は限定されてしまいました。
下の地図上①・②・③の場所にはビューポイントのマークが描かれています。
この3ヶ所のビューポイントを全てまわると願いが叶うというのが「横濱三塔物語」です。
ピンクのマーカーが横濱三塔です。
横浜には「横濱三塔」にちなんだお土産がいっぱいありますが、私は文明堂の「横浜三塔物語カステラ」が好きです。味は普通の文明堂のカステラなんですけどね。
下は文明堂の「横濱三塔物語カステラ」。
ホワイトチョコレートで細かい線を描いている。
190g=704円。 580g=1785円もある。
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