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蜘蛛の巣2013年10月28日 21時16分51秒

最近はショーウインドーなどで、ハロウィンの飾りつけの蜘蛛の巣をよく見かけますね。

ジョロウグモの巣は横糸が黄色みを帯びているので、光が当たると金色に光ります。
ジョロウグモの巣
横糸を張るときに螺旋状にグルグル回るのではなく、往復運動を繰り返すようで、巣は円形では無く、下の方が広がった扇型になります。
ジョロウグモの巣

5~6本おきに横糸の間隔が開いているので、巣は五線譜の様に見えますね。
この五線の間にギザギザの横糸が張られていますが、これは横糸を張る前に張る足場糸のようです。
通常、外側になるほど縦糸の間隔が広がるので、内側より外側の方が横糸の長さが長くなるはずですが、ジョロウグモの場合、横糸の長さが内側と外側で殆ど変りません。
これは、赤い矢印の部分の様に縦糸が途中で二又に分かれるので糸の本数が増えて、縦糸の間隔が外に行くほど広がることがなくなる為です。
ジョロウグモの巣
こんな細かいところにも自然界の工夫があるのですね。
蜘蛛ってどうも好きになれないのですが、黄金色に輝く蜘蛛の巣を見つけると何だか嬉しくなります。
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