遠くから見ると、白い鳥がいっぱい止まっているような木がありました。
白木蓮(ハクモクレン)です。もう少しで満開になります。
蕾の頃は一方向に傾いて咲くので、よけいに小鳥が並んで止まっている様に見えます。
実は、花の先端は北を向いているそうです。山の中などで方角が分からなくても、この花が咲いていれば南北が分かります。
早春の日差しを受けて蕾の南側が成長して膨らむため、先端が北の方向を向いているように見えるという事です。
この様な木を「磁石の木」と呼びます。 鉄がいっぱいくっついている訳ではありません。
英語では「コンパスプラント」です。
自然界には知ると面白いことがいっぱいありますね。
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