SAYONARA国立競技場 FOR THE FUTURE ― 2014年06月06日 18時21分29秒
2014年5月31日に56年余の歴史に幕を下ろした「国立霞ヶ丘陸上競技場(国立競技場)」。
ファイナルイベントの観客には「SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE」のハンドタオルと新国立競技場スタジアムツアー・エントリーチケットが配られました。
フューチャーチケットにはシリアルナンバーが入れられ、登録しておくと新国立競技場スタジアムツアー(仮称)の詳細が決定次第メール配信されるという事です。
未来チケット~~・・・ドラえもんの「ひみつ道具」みたいです。
『このチケットは新国立競技場スタジアムツアー(仮)まで必ず保管して下さい』って、5年後には何処にしまったか絶対忘れてしまっています。
記念に現在の国立競技場の外観と競技場内の写真を撮っておきました。
青山門です。
代々木門です。
千駄ヶ谷門です。
1階正面玄関(大会時、選手・関係者のメイン入場口)には、勝利と栄光のシンボルとして冠せられる月桂樹の葉と共に日の丸、五輪、TOKYO1964の文字があしらわれ、東京オリンピックで金メダルを獲得した319名の名を刻んだ銘板が設置されています。
徳島県特産の黒御影石(縦2m・横1m)を54枚並べて、それに彫刻したものです。
電光掲示板を正面に見たグラウンド全景です。
電光掲示板の大型モニターは1991年の世界陸上開催を契機とした改修時から、Panasonicのアストロビジョンが採用されています。
メインスタンドです。
メインスタンドには相撲の神といわれる野見宿禰(のみのすくね)とギリシャ神話の勝利の女神ニケの壁画が描かれています。
向かって左側、野見宿禰は日本の国技である相撲の元祖で、「力の象徴」とされています。
向かって右側女神ニケは、左手に橄欖(かんらん)、右手に月桂冠を持っています。
どちらも高さは4mあります。白と黒のモザイクで表現し、白の部分には淡色の色ガラスを混入しています。
バックスタンドと聖火台です。
最後に、グラウンド全景の昼と夜のパノラマ写真です。
新国立競技場は2019年完成予定。
日本での開催が決まった第9回ラグビーワールドカップ(2019年9月6日から10月20日の予定)や東京オリンピック(2020年7月24日から8月9日の予定)・パラリンピック(8月25日から9月6日の予定)のメイン会場になります。
上の外観パースは新国立競技場の国際デザイン・コンクールで最優秀賞になった、イギリスの建築設計事務所ザハ・ハディド・アーキテクトのデザイン原案です。
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