アートアクアリウム2014 ― 2014年07月17日 05時00分00秒
今では東京・日本橋の夏の風物詩となった「アートアクアリウム2014」が日本橋三井ホールで開催されています。
今年のタイトルは「日本橋アートアクアリウム ~江戸・金魚の涼~ &ナイトアクアリウム」。
開催期間は7月11日(金)~9月23日(火・祝)
時間はアートアクアリウム 11:00~19:00、ナイトアクアリウム 19:00~23:30(最終入場23:00)です。
料金は入場料(税込) 大人1,000円、子ども(小学生以下) 600円、3歳以下 無料となっています。
19:00以降のナイトアクアリウムでは日本酒やモヒート、ビールなどドリンクを楽しみながらゆっくりと金魚の水中アートを鑑賞することも出来ます。
入替制ではないので19:00以前から入場している人も引き続きナイトアクアリウムを楽しむことが出来ます。
もちろんの事ですがドリンクは別料金になりますので、ドリンク類を利用しなくてもナイトアクアリウムを鑑賞することが出来ます。
会場に入るとまず目に付くのが、《ボンボリウム雪洞》です。
江戸時代から茶室などで使われる照明器具として親しまれている雪洞(せっとう、ぼんぼり)をイメージした作品です。
《金魚品評》
水面が波立たない円形の水盤を泳ぐ金魚を上からも横からも観ることが出来ます。
金魚の品評をするのに適しているとか・・・
《クロスオーバーアクアリウム》
ギザギザの色の付いた仕切りが見る角度によって金魚たちの表情を変化させます。
《キモノリウムに封印された京友禅の物語》
昨年の「キモノリウム」という作品で、水槽の中に埋め込まれていた着物が展示されています。
《大奥》巨大金魚鉢
金魚を愛でる文化が花開いた江戸時代を象徴する「大奥」を表現しています。
幅約3メートルの、本展を代表する作品となっています。
《エレガンスダンス》
ひな壇の様に階段状に構成された水槽です。階段を上がって上から眺める事も出来ます。
水槽の表面に蓋は無く、思わず金魚すくいがしたくなってしまいます。
《リフレクトリウム》
凸レンズ、凹レンズ、二重レンズなどをアクアリウムに施した作品です。
レンズの形によって、中にいる金魚たちが大きく見えたり小さく見えたり歪んだり、変化を楽しめます。
《パラドックスリウム》
垂直面をなくし、内側に大きく変形させた水槽を魚たちが泳ぎます。
水の鏡面効果で中を泳ぐ魚がさまざまな見え方をします。
中を泳ぐのはパロットファイヤー・シクリッドという熱帯魚だそうです。
《アースアクアリウム・ジャポニズム》
地球をイメージした、直径1.5mの巨大水槽の中を錦鯉が悠々と泳ぎます。
上部からは水があふれ出し、地球はゆっくりと回転しています。
《金魚コレクション》
たくさんの円形の水槽が壁から飛び出して、さまざまな種類の金魚たちが水族館の展示の様に並べられています。
《ビョウブリウムⅡ》
昨年まで6面だった屏風を12面に増やし、更に迫力のある作品になっています。
プロジェクションマッピングを利用して、花鳥風月で日本の12ヶ月の季節を表現した大作です。
グッズコーナーも女性を中心に大人気です。
陳列された商品の向こうに見えるのは、日本橋三越本店です。
併設された「金魚カフェ」では金魚のデザインカプチーノが人気を呼んでいました。
金魚の販売はしていませんし、金魚すくいや金魚のお持ち帰りは固く禁止されておりますので、悪しからずご了承くださいませ。
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