東京スカイツリーの「賀正」 ― 2015年01月01日 01時20分15秒
ポンパドウル元町本店限定 ブルーチーズのバゲット ― 2015年01月14日 18時39分40秒
年末年始の暴飲暴食が祟り、しばらく胃を壊していましたが、横浜・元町を歩いていると焼きたてパンのいい香りが漂ってきます。ここ元町が発祥の地であるPOMPADOUR(ポンパドウル)元町本店で、ちょうどバタールが焼きあがって店頭に並べているところでした。
誘引剤の匂いに引き寄せられるゴキブリのようにふらふらっと店内に入ると、元町本店限定販売と書かれた「ブルーチーズのバゲット」も美味しそうなパンとチーズの匂いを放っています。
早速購入。UNIONで980円(税抜)という特売のワインも買っていそいそと家に帰ります。
元町本店限定販売という「ブルーチーズのバゲット」。 税込291円です。
ブルーチーズの存在は目で見た限りではあまり分からないのですが、食べるとチーズの強い香りがします。少し辛口の白ワインがぴったり合います。ワインも買っておいてよかった~!
ポンパドウル元町本店では横須賀海軍カレーパンなど3~4種類のカレーパンを売っていますが、「YOKOHAMA元町カレーパン」というのがあったので買ってみました。 税込259円です。
たっぷりのコクのあるカレーの中にウズラの卵が入っています。これが何故「YOKOHAMA元町」なのかは分かりませんが、ウズラの卵です。
外側はカリカリで美味しいのにパンに油がしみ込んでいないので、油臭さもなくパンの味が楽しめます。中のカレーもたくさん入っています。パンは一度焼いてから油で揚げているということです。
ついでに「ジャンボレーズン」も買っちゃいました。とにかく大きいので、1本買うと、とても食べきれません。
1/2サイズや1/4サイズに切って販売しているので、1/2サイズを購入です。税込583円。1本のちょうど半分の値段にしてくれています。やさしい!
大きな甘いレーズンがいっぱい入っています。干しブドウもワインにぴったりです。
一度に3種類のパンを食べながらワインを720ml瓶の2/3飲んでしまいました。お腹いっぱいで気持ち悪い!
横浜・歴史的建造物のお正月飾り ― 2015年01月15日 18時28分02秒
おひるねこ ― 2015年01月17日 18時46分34秒
山手イタリア山庭園 ― 2015年01月19日 23時59分19秒
1858年7月29日(安政5年6月19日)に締結された日米修好通商条約(安政五ヶ国条約)に基づき1859年7月1日(安政6年6月2日)に武蔵国久良岐郡横浜村(横浜市中区)に横浜港が開港されて以来、横浜の山手地区は外国人居留地として多くの外国領事館が存在しました。
横浜市中区山手町16にある山手イタリア山庭園は、1880年(明治13年)から1886年までイタリア領事館が置かれていたので、イタリア山と呼ばれています。
山手町にはイタリア山の他に、港の見える丘公園のフランス山やイギリス山(開港当時フランス軍やイギリス軍の駐屯地だった)があります。
山手イタリア山庭園は横浜の市街地を見下ろす丘の上にあり、JR根岸線が下を走っています。
庭園からは、横浜ベイブリッジ、鶴見つばさ橋、横浜マリンタワー、横浜ランドマークタワーなどが一望できます。
上の写真、右の小高い丘が港の見える丘公園です。
庭園はイタリアで多く見られる庭園様式を模し、カナール(水路)や花壇を幾何学的に配しています。
水路を流れる水はこちらに流れ出ます。
庭園内には国重要文化財に指定された「外交官の家(旧内田家住宅)」や横浜市認定歴史的建造物の「ブラフ18番館」が建っています。
これらについてはまた後日。
ブラフ18番館 ― 2015年01月20日 22時03分56秒
今日の話は昨日の続き
山手イタリア山庭園内に建っている、横浜市指定歴史的建造物「ブラフ18番館」です。
横浜開港後に山手地区が外国人居住地だった頃、この高台は「BLUFF(ブラフ)=切り立った岬」と呼ばれていたそうです。「ブラフ18番館」はそれを館名にしています。
「18番」というのは「おはこ」ではなくそのまま「じゅうはちばん」です。現在の住所は山手町16ですが、この場所の旧地名が「山手居留地18番」だったことに由来しているようです。
ブラフ18番館は関東大震災後に山手町45番地に建てられた建物ですが、竣工日や設計者、施工者などは分かっていません。
外国人住宅として造られましたが、戦後は天主公教横浜地区(現・カトリック横浜司教区)の所有となり、1991年(平成3年)までカトリック山手教会の司祭館として使用されてきました。
1991年に解体調査の後、横浜市が部材の寄付を受け、山手イタリア山庭園内に移築復元したということです。この時の解体調査により、震災前に建築された山手45番地住宅の一部が震災による倒壊と火災を免れ、部材として利用されていることが判明したということです。
1993年から一般公開されているのですが、今年の1月1日から3月31日迄、改修工事の為休館となっています。
館内は震災復興期(大正末期~昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。住所:神奈川県横浜市中区山手町16
開館時間:9:30~17:00 (7.8月は18:00)
休館日:第2水曜日(祝日の場合は開館し翌日休) 年末年始(12月29日~1月3日)
現在改修工事中の為3月31日まで休館しています。
入館は無料です。
今日の続きはまた明日・・・
国重要文化財「外交官の家」 ― 2015年01月21日 12時34分07秒
今日の話も昨日の続きです。
山手イタリア山庭園内に建っている、1997年に国重要文化財に指定された「外交官の家(旧内田家住宅)」。
「外交官の家」は、1910年(明治43年)、明治政府の外交官・内田定槌の邸宅として、アメリカ人建築家のジェームズ・マクドナルド・ガーディナーの設計により東京都渋谷区南平台町に建てられました。
内田定槌の孫の宮入久子から横浜市に寄贈され、1997年(平成9年)に山手イタリア山庭園に移築復元のうえ一般公開されるようになりました。完成と同時に国重要文化財の指定を受けています。
「食堂」です。
食堂のマジョリカタイルをしつらえた暖炉型ストーブは、薪型のブロックにガスの炎が映り込んで暖炉の火のように見えるようになっています。修復した当初からのものがそのまま使われています。
小客間です。
晩餐会の際、小客間は食事の用意を待ったり、食後のお茶の場になっていました。家族でいる時は、食後の団欒や憩いのひと時に用いられました。
西洋館に特徴的な、陽の光がふんだんに射し込むガラス張りのサンルームです。
横浜の街並みが一望できます。
大客間です。
ステンドグラスの小窓や暖炉型ストーブ(マントルピース)は当初からのものです。
玄関ホールの扉にも鮮やかなアールヌーボー風のステンドグラスが彩りを添えています。
階段の傾斜に沿って3つの窓が段になって並んでいます。
書斎です。
アーチ型の入り口や柱など、随所にさりげない装飾がみられます。
造り付けの書棚の中には内田定槌の和洋の蔵書の一部が収められています。
とんがり屋根の部分の8角形の部屋(サンルーム)は夫人のプライベートルームとして使われていました。
窓からは山手イタリア山庭園の向こうに横浜の街並みを見ることが出来ます。
夫婦の主寝室です。8角形の夫人の部屋と隣接しています。
浴室は大きな窓から光が射しこみ、白いタイルの床に白い石の腰壁、白い陶器の洗面台と浴槽など、清潔感に溢れています。
トイレは様式で木製の便座やハイタンクがあります。
勲章などの資料も展示されています。
別棟には喫茶室「ブラフガーデンカフェ」もあり、横浜の眺望を楽しみながらコーヒーや軽食が味わえます。
住所:横浜市中区山手町16
開館時間:9:30~17:00(7・8月は18:00まで延長)
休館日:第4水曜日(祝日は開館し翌日休) 年末年始(12/29~1/3)
入館は無料です。
ソシンロウバイ(素芯蝋梅) ― 2015年01月22日 12時06分00秒
国営昭和記念公園のソシンロウバイが見頃を迎えています。
花びらに蝋のような艶があるので「蝋梅」なのですが、梅の仲間(バラ目バラ科サクラ属)ではありません。えっ、梅じゃないの?と狼狽してしまいますが、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属になります。
ロウバイの基本種は、黄色い花の芯の部分が暗紫色になっているので中心が枯れたように見えるのですが、素芯蝋梅は芯の部分も黄色なので見た目にも美しく、栽培品種として人気があります。
鮮やかな色の花が少ない冬の寒い季節に、澄んだ黄色の花が青空に映えます。
晩秋に生った焦げ茶色の実(蒴果)がまだ残っています。
土壌をあまり選ばず、かなり日陰のところでもよく育ち開花する丈夫な花木で、種蒔きから最も簡単に育てられる樹種だということです。
意外と簡単に育てられるかもしれません。この木から種を盗ったら、やっぱり怒られるかなぁ・・・・・
自動電話 ― 2015年01月23日 19時13分31秒
横浜山手・テニス発祥記念館 ― 2015年01月26日 19時46分03秒
全豪オープンテニスで錦織圭がダビド・フェレール(スペイン)に6-3、6-3、6-3のストレート勝ちをして、全豪では3年ぶりとなる8強入りを決めました。昨年の全米オープンに続いて四大大会で2大会連続になります。
全豪初の4強がかかる準々決勝は、前年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス)との対戦になります。
ぜひ頑張って四大大会初制覇の夢をかなえて欲しいものです。
ところで、日本での「テニス発祥の地」というのが横浜の山手公園にあります。
山手公園は1870年6月4日(明治3年5月6日)に横浜の居留地外国人のレクリエーションの場として造られた、「日本最初の洋式公園」です。
1878年(明治11年)からは居留外国人婦人で組織される『婦女弄鞠社(ろうきゅうしゃ)=レディズ・ローンテニス・アンド・クロッケー・クラブ(現在の横浜インターナショナル・テニス・コミュニティー)』がこの地に5面のテニスコートを建設したのが日本でのテニスの始まりだと言われています。
公園内には「テニス発祥記念館」があります。
館内ではテニスウェアやラケットの変遷、パネルによる日本のテニス文化の紹介など、テニスの歴史を展示公開しています。
上の写真のステンドグラスにあるように、1890年代のテニスウェアはこのように華やかで格式の高いものだったようです。
この時代の人には、今の様なパンチラのスコートなんて考えられなかったでしょうね。
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