フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展 ― 2016年01月14日 17時42分42秒
六本木ヒルズ52階の森アーツセンターギャラリーで「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」が始まりました。
1602年に世界に先駆けて設立された株式会社、オランダ東インド会社の貿易網を通してオランダが世界に名だたる強国、富裕国として発展した「オランダ黄金時代」の17世紀。絵画の分野においても多くの優れた画家を輩出し、数多くの傑作が生まれた時代でもあります。
本展では、ニューヨーク・メトロポリタン美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、アムステルダム国立美術館を中心に個人蔵の作品も加え60点を一堂に展示し、オランダ黄金時代と当時活躍した画家たちを紹介しています。
オランダ絵画の流れを紹介する中でも目玉となるのは、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)の《水差しを持つ女》と、レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)の《ベローナ》です。
日本初公開という事ですが、どちらも何らかの機会に見たことがある(勿論本物ではありません)作品です。学校の美術の時間にでも教わったのでしょうか。
特にフェルメールの《水差しを持つ女》は、一目見て驚愕を覚えました。
今まで見てきた印刷物とは全く違い、明るく透明感のある、柔らかい作品がそこにありました。
開催期間 : 2016年1月14日(木)~3月31日(木) 1月19日(火)は休館
開場時間 : 10:00~20:00
※2016年1月26日(火)、2月2日(火)・9日(火)・16日(火)・23日(火)は17:00までの開館
※入館は閉館の30分前まで
※入館は閉館の30分前まで
この美術展は2015年10月24日~2016年1月5日まで京都美術館で開催されたものです。
2016年4月6日~5月8日には東日本大震災復興事業として福島県立美術館でも開催されます。
コメント
_ 名無し ― 2016年02月04日 01時26分16秒
_ ☆☆☆ ― 2016年02月04日 13時39分53秒
名無しさん、コメントをありがとうございます。
フランス・ハルスもいいですね。
フェルメールの柔らかい光の表現とはまた違った、コントラストのある光と影の扱い方が、力強い肖像画を描き出していると思います。
精緻な描写と快活な筆遣いが混在したようなタッチも印象に残りました。
織物職人の息子というだけあって、どの作品を見ても服飾の描写には他者の追随を許さないところがあります。
フランス・ハルスもいいですね。
フェルメールの柔らかい光の表現とはまた違った、コントラストのある光と影の扱い方が、力強い肖像画を描き出していると思います。
精緻な描写と快活な筆遣いが混在したようなタッチも印象に残りました。
織物職人の息子というだけあって、どの作品を見ても服飾の描写には他者の追随を許さないところがあります。
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フェルメールとレンブラントも素晴らしいですが、フランス・ハルスの腕前に驚愕しました(´ω`)