Google
WWW を検索 ほしのつぶやき を検索

貧乏草(ハルジオンが咲く頃)2016年05月11日 11時41分43秒

道端や、手入れのされていない庭によく生えている植物「ハルジオン」。
子供達の間では「貧乏草」と呼び、その昔、ハルジオンの花を指ではじいて飛ばして、「やーい、貧乏!」と言いながら人に当てるという遊びがあったようです。
ただ、この花、「花を折ったり、摘んだりすると貧乏になる」ともいわれます。そうすると、花を飛ばした本人が貧乏になってしまうという事になりますよね。
貧乏草という名前の由来は、そのたくましさから「どんな貧乏な家の庭にも生える」「手入れの行き届かない貧乏な家の周囲に生える」などから来ているようです。
「追想の愛」の他に「雑多な環境にも芽を出す」という花言葉を持っています。

ハルジオン(春紫苑)の名は、秋に薄紫色の花を咲かせる「シオン(紫苑)」に似ていて、春に花を咲かせるので「ハルジオン(春紫苑)」と付けられたそうです。ハルジオンはキク科ムカシヨモギ属で、シオンはキク科シオン属です。

ハルジオンが咲く頃よりちょっと遅れて咲く「ヒメジョオン(姫女菀)」は同じムカシヨモギ属で花がとてもよく似ているので、区別が難しい花です。
一番分かりやすい判別方法は、花の茎を折って茎の中が空洞だったらハルジオン、中がスポンジ状に埋まっていたらヒメジョオンです。でも、花を折ったら貧乏になってしまうじゃないですか!
ハルジオン
写真はハルジオンです。

3月23日に発売された乃木坂46の14作目のシングル「ハルジオンが咲く頃」がヒットしています。
♪やっと言える 大好きだよ
  ハルジオンが道に咲いたら
  君のことを僕らは思い出すだろう
  いつもそばで微笑んでた日向(ひなた)のような存在
  心 癒してくれた 白い花の可憐さ

こんな「貧乏草」を女性アイドルグループの歌にしてしまう秋元康さんって、すごいですね。
Copyright © 2005-2024 M-Hoshino All Rights Reserved.