水黽(アメンボ) ― 2016年06月02日 10時31分56秒
水面に穴が6つ。何?
アメンボです。
アメンボを漢字で変換すると「水黽」になりますが、本来の意味は「飴棒」で、「飴」は体の中心辺りにある臭腺から発する飴のような臭い、「棒」は体が細長いことから名付けられたそうです。
「飴坊」とも書きます。「アメンボウ」とも言いますね。
私、子供の頃は「アメンボウ」と言っていました。しかも、漢字で書くと「雨ん坊」だと思っていました。
雨上がりには水たまりなどでもアメンボを見かけたような記憶がありますが・・・
アメンボの飛んでいる姿はあまり見ませんが、飛ぶことも出来ます。
「水黽」。どうしてこれを「アメンボ」と読めるんでしょうか?「水」は水ですが、「黽」は何なんでしょう?
「黽」は音読みで「ボウ」「ビン」「ベン」、訓読みで「つと(める)」と読みます。
意味は「カエル」「つとめる」「はげむ」など。
「ミズガエル」というイメージがあったのでしょうか。
アメンボは長い足の先に細かい毛がはえているので、水をはじいて表面張力で水面に浮くことができます。
又、油のような物が体から出て毛の先に塗られているので、更に水をはじくようになります。
洗剤などの界面活性剤を流し込むと、アメンボは浮くことが出来ずに溺れ死んでしまうということです。
アメンボや他の生物の為だけではなく、自分たち人間が生き抜くためにも、環境汚染には十分な配慮をしていきたいものです。
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