合歓の木(ネムノキ) ― 2016年06月28日 14時15分32秒
合歓の木(ネムノキ)の花が見頃になっています。
ネムノキ(学名 Albizia julibrissin)はマメ科ネムノキ属の落葉高木です。
和名の「ネム」は、夜になると葉が合わさって閉じてしまう様子(就眠運動)が眠りにつくように見えるところから、漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたということです。
2016年6月21日、鎌倉市・円覚寺にて撮影。
一つの花に見えるものは実は小さな花が枝先に10~20個集まったもので、淡紅色の糸のような部分は花びらではなく、長く伸びたおしべです。
2016年6月27日、東京都立川市・昭和記念公園にて撮影。
花からはマメ科と言うことが想像出来ませんが、種子の様子を見るとなるほど・・・と思います。
花の後には枝にたくさんの豆鞘がぶら下がります。
2014年8月28日、昭和記念公園にて撮影。
ネムノキは種から育てる事も出来ますが、10年経たないと花が咲かないと言われます。気の長い人じゃないと、育てるのは無理ですね。
そんな人の為に、3年ほどで花が咲く「一才ネム」という品種もあるそうです。
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