横浜美術館・メアリー・カサット展 ― 2016年07月07日 14時42分00秒
横浜市みなとみらいの横浜美術館で、「メアリー・カサット展」が開催されています。
横浜美術館の、石造りのシンメトリーな外観が特徴的な建物は、故・丹下健三氏の設計によるものです。
1989年11月3日(文化の日)に開館した「みる、つくる、まなぶ」を三本の柱とする複合美術施設で、中心部に展示室、右端棟にはアトリエ、左端棟には美術情報センターが配置されています。
メアリー・カサット(1844~1926)は、「母子像の画家」と称された印象派のアメリカ人女性画家で、主な作品では、軽やかなタッチと明るい色彩でパリに暮らすブルジョワジーの女性たちの日常を描いています。
「眠たい子どもを沐浴させる母親」(部分)=ロサンゼルス郡立美術館所蔵
本展では、カサットの油彩画やパステル画、版画の代表作に加え、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾ、カミーユ・ピサロなど交流のあった画家たちの作品、影響を受けたといわれる喜多川歌麿、葛飾北斎などの浮世絵版画や屏風絵など約100点が展示されています。
メアリー・カサット屈指の傑作といわれる、「桟敷席にて」も初来日しました。
「桟敷席にて」(部分)=ボストン美術館所蔵
「メアリー・カサット展」開催概要
開催会場:横浜美術館 Yokohama Museum of Art
開催期間:2016年06月25日(土)~2016年09月11日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
※2016年9月2日(金)は20:30まで(入館は20:00まで)
休館日:木曜日 ただし2016年8月11日(木・祝)は開館
入場料:一般 ¥1,600(¥1,400) 大学・高校生 ¥1,100(¥900) 中学生 ¥600(¥400)
※( )内は前売(取り扱い終了)及び20名以上の団体料金
※小学生以下無料
※65歳以上は一般当日料金から100円引き(要証明書/美術館券売所でのみ対応)
※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
※( )内は前売(取り扱い終了)及び20名以上の団体料金
※小学生以下無料
※65歳以上は一般当日料金から100円引き(要証明書/美術館券売所でのみ対応)
※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
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