鏡蓋(ガガブタ) ― 2017年09月06日 12時04分33秒
神代植物公園でガガブタの花が咲いていました。
ガガブタというと豚の種類みたいでちょっとかわいそうな名前ですが、漢字では「鏡蓋」と書きます。
漢字で書くと綺麗な名前ですね。葉の形が鏡の蓋の様だというのが名前の由来だそうです。
『 ミツガシワ科の多年生水草。葉は水面に浮かび、円心形または卵状円形で基部は深く2裂し、表面は光沢がある。葉柄は茎と同じ形で接続し、その境がはっきりしない。根はひげ状で、茎は細長い。
8~9月、花序は葉柄の付け根に束になってつき、白色の花を水面に1個ずつ開く。花冠は深く5裂し、裂片の内面に毛がある。』 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)より
白い花弁の周辺は細かく裂けていて、一面に毛が生えたようになっているので、雪の結晶のように見えます。
5裂しているのが一般的なようですが、6裂なら本当に雪の結晶のように見えるだろうと、探してみたら、 あっ、ありました。
葉の形は「広楕円状腎臓形」というのだそうですが、「ハートの形」と言った方が分かりやすくて可愛いですよね。
ハートの上に浮かぶ雪の結晶なんて、ちょっとロマンチックじゃないですか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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