オグロプレーリードッグ (black-tailed prairie dog) ― 2018年05月18日 19時00分00秒
上野動物園の「オグロプレーリードッグ (black-tailed prairie dog)。ネズミ目(齧歯類)、リス科、プレーリードッグ属の動物です。ドッグという名がついていますが、リスの仲間です。
尾が黒いので「オグロプレーリードッグ」なんですが、そんなに真っ黒ではなく、先の方が黒っぽくなっているという程度です。
尾が白い「オジロプレーリードッグ」という種もあるので、それとの対比でついた名でしょうか?
オグロプレーリードッグはプレーリードッグとして最も一般的な種で、通常、日本でプレーリードッグという場合はオグロプレーリードッグを指すようです。
原産は北アメリカで、草原地帯(プレーリー)に穴を掘って巣穴をつくり、群れで生活します。
敵が近付くと、キャンキャンとイヌのように鳴いて仲間に危険を知らせることから、プレーリードッグ(草原のイヌ)と名付けられました。
カロリーが低くて繊維質の多いイネ科の牧草を主に食べ、付着した土や虫なども同時に食べることでミネラルの補給をしています。
無心に草を食べる姿は、かわいいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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