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森美術館「カタストロフと美術のちから展」2018年11月07日 13時55分55秒

六本木ヒルズ・森タワー53階の森美術館で開催されている「カタストロフと美術のちから展」。
森美術館
カタストロフって何?ロシア料理か何かの名前?と思ったのですが、違います。
フランス語で [Catastrophe] 。英語ではカタストロフィと発音します。
この展覧会では、突然の大変動、大きな破滅、という意味で、「大惨事」ととらえています。
自然災害、戦争、難民、経済、いろいろな原因で「大惨事」は起こります。
森美術館「カタストロフと美術のちから展」
『 戦争やテロ、難民問題や環境破壊など、危機的な問題が山積する今日において、美術が社会を襲う大惨事や個人的な悲劇とどのように向き合い、私たちが再生を遂げるためにどのような役割を果たすことができるのか。本展は、負を正に転ずる力学としての「美術のちから」について注目し、その可能性を問いかけます。』(展覧会公式ホームページより引用)

展覧会場に入るとすぐに目に飛び込んでくるのが、破壊された2階建ての建物です。
Thomas Hirschhorn の「崩落(Collapse)」という作品です。
崩落( Thomas Hirschhorn
突然現れた膨大な瓦礫の山に驚かされますが、よく見ると瓦礫の山は段ボールなどで作られています。このリアリティーの無さが、大災害が起こった時の常套句となった「想定外」という言葉を思い起こさせます。

平日の朝ということもあり会場内は空いていて、ゆっくりと鑑賞することが出来ます。
森美術館「カタストロフと美術のちから展」

 Ai Weiwei 「オデッセイ(Odyssey)」
オデッセイ(Odyssey)Ai Weiwei

オデッセイ(Odyssey)Ai Weiwei

高橋雅子 「アートで何が出来るかではなく、アートで何をするかである」
アートで何が出来るかではなく、アートで何をするかである 高橋雅子

アートで何が出来るかではなく、アートで何をするかである 高橋雅子

Hiwa K 「鐘 (The Bell)」
鐘(The Bell)Hiwa K
この作品は、イラク戦争で使用された武器の残骸などを集めて溶かし、それを材料にイタリアで「鐘」を作るプロジェクトです。後方でハイビジョン映像も流されています。
鐘(The Bell)Hiwa K
戦争が起こると、資源不足から教会の「鐘」なども没収されて武器が作られますが、この作品ではその流れが逆転しています。

オノ・ヨーコ 「色を加えるペインティング(難民船)」
Yoko Ono 「Add Colour  Painting(Refugee Boat)」
オノ・ヨーコ 色を加えるペインティング(難民船)
1961年に初めて発表された「色を加えるペインティング」シリーズは、ギャラリーに展示された物や白地のキャンバスなどに観客が色や言葉を書き加えていく、参加型アートです。

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念 カタストロフと美術のちから展」開催概要
開催会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
開催期間:2018年10月6日(土) ~ 2019年1月20日(日)
開館時間:10:00~22:00 火曜日は~17:00 最終入館は閉館の30分前まで
       ※2019.1.1(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
入館料金:一般 1,800円、高校・大学生 1,200円、4歳~中学生 600円、65歳以上 1,500円
※本展のチケットで、「MAMコレクション008」展、「MAMスクリーン009」展、「MAMリサーチ006」展および展望台 東京シティビューにも入館可(屋上 スカイデッキは+500円)。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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