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日本丸のドックの水が抜かれています2019年03月20日 12時58分33秒

3月15日にUPした「20日まで、帆船 日本丸の船底が見られます」の関連記事です。
帆船日本丸の工事用の柵や足場が完全に取り払われました。
ドックの水が抜かれたのは、1998年度の大規模修繕以来で約20年ぶりです。
いよいよ明日21日午前9時30分にドックへの注水を行なうため、水が抜かれたドックを見られるのは、また数十年後になってしまうかもしれません。
日本丸は1930(昭和5年)に建造された練習帆船で、来年(2020年)1月27日に90歳の誕生日を迎えます。
1984年(昭和59年)まで約54年間活躍し、地球を45.4周する距離(延べ183万km)を航海し、11,500名もの実習生を育ててきました。
1985年4月より、みなとみらい21地区の石造りドックに現役当時のまま保存し、一般公開されていますが、2017年(平成29年)9月に国の重要文化財に指定されました。

ドックの水が抜かれているので、船尾のスクリューや舵も見ることが出来ます。

日本丸が係留されているドック(旧横浜船渠株式会社第一号船渠)も、2000(平成12)年12月に国の重要文化財に指定されています。
横浜船渠株式会社は後に三菱重工株式会社と合併し、三菱重工業横浜船渠(後、同横浜造船所)となりました。
ドックは、横浜みなとみらい21地区の中心に位置しています。この写真は横浜ランドマークタワーから撮影しています。タワーの真下にドックがあります。
写真で、ドックの右側には桜木町駅があります。ドックの左横には「よこはまコスモワールド」、ドックから汽車道を渡って、「横浜ワールドポーターズ」、「ナビオス横浜」、「赤レンガ倉庫」、「象の鼻パーク」などを通って大型客船が接岸する「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」(写真左上)へと続きます。

このドックは、船が入ったら排水して修繕や検査などを行うドライドックです。ドックの後方にある扉船を開けて船を入れ、扉船を閉めてドック内の海水を抜き、検査や船体の水面下部分の修理、外板・船底の清掃や塗装など船の手入れを行います。
日本丸の係留展示が始まってからは、大規模な改修の場合以外は常に海水を湛(たた)えています。
水が抜かれている今は、明治時代に造られた壁面の石積みや渠頭部のレンガ積みの様子全体を見ることが出来る貴重な機会です。
レンガ積みの部分をズームアップすると、いつもは海水で満たされている部分にフジツボや貝類がこびりついているのが見えます。

ドックの後方にある扉船が海水をせき止めています。
反対側から見てみました。向こう側に水を抜かれたドックと日本丸が見えます。
この水が明日はドックへと注水されます。

海水にゴミがたくさん浮いていますが、このゴミがドックの中に入ってしまうのでしょうか?
心配は不要です。「一般社団法人 横浜清港会」という組織があって、常に横浜の港を綺麗にしてくれています。
ずっと見ていると大変な作業です。
清掃作業などしなくてもいいように、「ごみのポイ捨て禁止」などのマナーは守りたいものです。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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