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六本木クロッシング2019展:つないでみる2019年05月04日 19時40分42秒

六本木ヒルズの森美術館で「六本木クロッシング2019展:つないでみる」が開催されています。
「六本木クロッシング」は森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年以来開催してきたシリーズ展です。
今回は、1970-80年代生まれを中心とした、日本のアーティスト25組を紹介しています。

「六本木クロッシング2019展:つないでみる」は、現代の表現を通して見えてくる「つながり」に注目しています。情報通信技術など、さまざまなテクノロジーが加速度的に進化し、私たちの生活が便利になっていく一方で、それに起因する新たな問題も浮かび上がっています。
対極のものを接続すること、異質なものを融合すること、本来備わっている繋がりを可視化することなど、アーティストたちは作品を通じてさまざまな「つながり」を提示します。

会場に入ると行く手をふさぐように存在するのが、このネコちゃん。
飯川雄氏の作品で、《 デコレータークラブ ― ピンクの猫の小林さん― 》というタイトルです。
全体を見ようとすると壁に阻まれて、全身を把握することが出来ません。
情報過多の社会において、真実や全体を俯瞰する事の難しさや、写真で本当の状況や感動を伝える無意味さを感じさせる作品です。
「現代社会で物事の本質や全体像を掴むことの難しさ」を表現しているようですが、このひょうきんで可愛らしい顔からは、そんなこと考えもしませんよね。


林千歩 《 人工的な恋人と本当の愛-Artificial Lover&True Love- 》
陶芸教室を営むAI ロボット「アンドロイド社長」が人間の女生徒と恋に落ちるという設定の、「ゴースト/ニューヨークの幻 」という映画を連想させるユーモラスな映像が流れます。
人間的な感情や資質を備えるAI ロボットを通じて、人工知能や人工生命の最先端の研究と同じように生命や人間性の定義について考えさせる作品です。


アンリアレイジ ANREALAGE 《 A LIVE UN LIVE 》
生命のように形状が変化する、低沸点液体と分光素材を使用し、時間によって形や色を変化させる「生きている服」を表現しています。
通常展覧会では御法度のフラッシュを使用した撮影をすることにより、その変化をより感じることが出来ます。


磯谷博史 《 花と蜜、透過する履歴 》

竹川宣彰 《 猫オリンピック:開会式 》

津田道子 《 王様は他人を記録するが 》
ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」を題材にした作品です。


このほかにも楽しい作品がたくさんあります。
会場で作品解説を読みながらじっくり見ていってください。作者の深い意図と作品の全体像が見えてくるかもしれません。


開催会場:森美術館六本木ヒルズ森タワー53階)
開催期間:2019年2月9日(土)~ 5月26日(日) 会期中無休
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)
       ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
       ※ただし4月30日(火)は22:00まで(最終入館 21:30)
       ※「六本木アートナイト2019」開催に伴い、5月25日(土)は翌朝6:00まで(最終入館 5:30)
入館料金: 一般1,800円 学生(高校・大学生)1,200円 子供(4歳~中学生)600円 シニア(65歳以上)1,500円
       ※森美術館入館料金で東京シティビューにも入館できます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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