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消防艇「よこはま」2019年05月15日 11時02分52秒

横浜みなとみらい21地区のビル群と富士山を背に、消防艇「よこはま」がこちらに向かってきました。
横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊しているビルのように大きな船は、ウエステルダムです。
消防艇「よこはま」は、横浜市消防局が所有する艇の中では最も大きく、総トン数:120トン、排水量:満載247トン、全長:32.2メートルです。
非常災害時広域応援などの際に、横浜港以外の沿海区域を航行できるようにレーダー等の航海設備や、夜間や悪天候でも安全な航行ができるよう赤外線カメラなどを装備しています。
消防艇「よこはま」
消防装置としては、コンビナート火災や大規模な市街地火災に対応するため、毎分5万リットルを放水できる大型消防ポンプと放水砲を装備しています。
放水砲は
伸縮式放水塔(毎分5,000リットル、最大射程85メートル)×2基=1万リットル
羅針甲板(毎分5,000リットル、最大射程85メートル)×2基=1万リットル
上甲板船首部(毎分15,000リットル、最大射程120メートル)×2基=3万リットル
そして、水/流出油処理剤 放射装置は取り外し式の65mm放水銃×4基を搭載しています。
伸縮式放水塔は、最大伸張時には海面上約20メートルまで伸びて消火活動を行うことが出来ます。

陸上の消防車に消火用水を供給する為の送水口は、150mm径の送水管を両舷に2口ずつ装備しています。



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