上野動物園のマダガスカルトキ ― 2019年08月10日 11時15分18秒
上野動物園にいる「マダガスカルトキ」です。
マダガスカルトキ(学名:Lophotibis cristata)は、ペリカン目、トキ科に分類される鳥類の一種で、マダガスカル島にだけ生息している鳥です。
細くて長いくちばしと、光沢を帯びた冠羽 (頭頂にある長い羽毛) が特徴です。
日本でのマダガスカルトキの飼育は、2001年4月にマダガスカルのツィンバザザ動植物園から上野動物園に寄贈された4羽が最初でしたが、2008年繁殖に成功し、2010年5月に上野動物園から埼玉県こども動物自然公園に4羽が寄贈されました。現在はこの2園で飼育と繁殖が行われています。
上野動物園では、西園の「アイアイのすむ森」にあるフォッサ展示場の隣で、2羽が展示されています。
野生では昆虫やクモ、カエル、爬虫類などを食べますが、上野動物園ではトキ用固形飼料やワカサギなどを与えています。
世界的にも希少な美しい鳥なので、是非見ていただきたいと思います。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
アイアイ(おさるさん) ― 2019年08月10日 19時17分13秒
アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ)おさるさんだよ♪
という童謡でお馴染みの「アイアイ」です。
今朝アップした「マダガスカルトキ」と同じ、マダガスカルの固有種です。
アイアイ(学名Daubentonia madagascariensis)は、哺乳綱霊長目、アイアイ科、アイアイ属に分類される霊長類で、現生種では本種のみでアイアイ科アイアイ属を構成しています。
体は暗褐色ないし黒色の長毛でおおわれ、手の第3指(中指)が特別に細長くなっているのが特徴です。
1962年に発表された日本の童謡「アイアイ」では、南の島に住む丸い目と長い尻尾を持った可愛らしいおさるさんとして歌われていますが、現地マダガスカルでは「悪魔の使い」として気味悪がられている、ちょっと不気味なおさるさんです。
2001年9月に、日本で初めてマダガスカルのツィンバザザ動物園から上野動物園に寄贈され、同年11月に一般公開されました。
上野動物園の「アイアイのすむ森」で展示されていますが、夜行性の為、建物の中は真っ暗で、目が慣れるまで2~3分の間は、歩くのもままなりません。
展示室の中のどこにアイアイがいるのかも、判別できない状態です。
そんな中、ISO感度25600、シャッタースピード1/30、絞り f 4 でやっと撮影出来ました。
(写真に興味のない方には何のことだかチンプンカンプンでしょうが・・・)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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