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「円山応挙から近代京都画壇へ」@東京藝術大学大学美術館2019年09月05日 11時38分48秒

東京藝術大学大学美術館で開催されている「円山応挙から近代京都画壇へ」展の後期展示が9月3日から始まりました。
250年ほど昔、京都にて・・・ 堅苦しい狩野派に代わり、見たままの世界を描く写生画で一世を風靡した円山応挙による「円山派」と、与謝蕪村に学び応挙にも師事した呉春が興した「四条派」。この2派は「円山・四条派」としてその後の京都の主流となり、近代まで京都画壇に大きな影響を及ぼしました。
自然や花鳥、動物を生き生きと写し取った斬新な応挙の画風は京都で評判になり、多くの門弟たちを育てています。

本展は、前期と後期でほとんどの作品が入れ替えられるという大幅な展示変更がされています。

一番の見どころは、円山応挙の最高傑作ともいわれる重要文化財「大乗寺襖絵群」の特別展示で、大乗寺の客殿に描かれた襖絵 《 松に孔雀図 》 は通期展示されています。
重要文化財 《 松に孔雀図 》(全16面のうち4面) 円山応挙 寛政7年(1795) 兵庫・大乗寺蔵

毛の1本1本まで描かれた《写生図鑑》は乙巻が前期に、甲巻が後期に展示されています。
重要文化財 《 写生図巻(甲巻)》 (部分) 円山応挙 明和8年~安永元年(1771~72) 株式会社千總蔵

むくむくした子犬のかわいらしさが伝わってくる《狗子図》は後期のみの展示です。
《 狗子図(くしず) 》円山応挙 安永7年(1778) 福井・敦賀市立博物館蔵

応挙の絶筆作品として知られる代表作《保津川図》も後期のみの展示です。
保津川は応挙の故郷、亀岡から流れる川です。
川の流れが左隻は左から右へ、右隻は右から左へとなっていることで、川の水が中央に集まります。
ダイナミックで迫力のある水の流れに圧倒されます。
左隻の流れの中に鮎が泳ぐという細かい部分まで丁寧に描かれていますが、実際に作品を見ないと分かりません。
重要文化財 《 保津川図 》 円山応挙 寛政7年(1795) 株式会社 千總蔵


円山応挙から近代京都画壇へ」東京展 開催概要
開催会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4
開催期間:前期:2019年8月3日(土) - 9月1日(日) (終了しました)
       後期:2019年9月3日(火) - 9月29日(日)
休館日:月曜日 ※ ただし、月曜日が祝日または振替休日の場合は開館、翌日休館
観覧料金:一般1,500円 高校・大学生1,000円 (中学生以下は無料)

京都展は京都国立近代美術館に於いて、2019年11月2日(土)~12月15日(日)に開催されます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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