海上保安庁の消防船「FL01 ひりゅう」 ― 2019年10月17日 11時00分00秒
横浜港大さん橋国際客船ターミナルに停泊する「飛鳥Ⅱ」の向こうに海上保安庁の消防船「FL01 ひりゅう」が帰ってきました。
「FL」は、「Fire Fighting Boat Large」の略になります。
その「ひりゅう」が横浜海上防災基地に帰ってきました。
下の写真、「ひりゅう」の前にいるグレーの船は、「USNS ABLE(エイブル) T-AGOS-20」 という、アメリカ海軍の音響測定艦です。
「ひりゅう」は総トン数約280トン、全長35mの消防船で、放水能力は日本最大級の毎分46,000リットルの放水が可能です。
伸縮式放水塔(毎分5,000リットル; 泡消火液・水兼用)×2基
放水甲板(毎分7,000リットル; 泡消火液・水兼用)×2基
上部船橋甲板(毎分20,000リットル; 水専用)×1基
上甲板船首部(毎分1,000リットル; 泡消火液・水兼用)×2基
の放水銃を備えています。
船体は放水時の安定性と回頭能力に優れた操縦性を重視した双胴船型を採用し、2つの船体の上に放水塔を設けた独特のフォルムになっています。この伸縮式放水塔は最大伸張時には海面上約27メートルまで伸びます。
横浜海上防災基地に停泊する「ひりゅう」です。
後ろに見えるレンガ造りの建物は横浜の観光名所「横浜赤レンガ倉庫」です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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