本年もよろしくお願い申し上げます ― 2020年01月01日 00時40分21秒
鶴岡八幡宮へ初詣 ― 2020年01月03日 19時24分59秒
昨日、鶴岡八幡宮へ初詣に行ってきました。
相変わらずの混雑ですが、思ったよりもスムーズに列が進みました。
警備の人のファッション、かっこいいと言うか、すごいですね。
鶴岡八幡宮の場合、本宮に向かう石段下にある舞殿の左側を回って行列が続き、舞殿を過ぎると中央に大きく広がるので、右端に並ぶと比較的早く列が進みます。
列に並ぶのが嫌だ!という人や体力的に石段を上れない人は「舞殿」に設けられた「下拝殿」でお参りする事も出来ます。ご利益は同じです。
舞殿は、静御前が義経を慕い心を込めて舞った若宮廻廊跡に建ち、敷地内ほぼ中央にあります。
その先の石段を上ると本宮があります。
「舞殿」では、御判行事 (ごはんぎょうじ)も行われていました。
御判行事は、1月1日~7日のみ行うことの出来る特別なお参りで、この期間にのみ、八幡宮御本殿奥に奉安されているご神印を額にあて、大神様のご加護を授けられるという行事です。
本殿の正面にある「舞殿」で、榊を納めてお参りすることが出来ます。初穂料は1,000円で、特別神符が授与されます。
いよいよ本宮へ向かう大石段です。この石段は61段あり、上からは鎌倉の街を一望できます。
うわっ!すごい人ですね。
本宮は、應神天皇(応神天皇)・比賣神・神功皇后をお祀りする鶴岡八幡宮の中心となる社殿です。
よく見ると、本宮の門上に掲げられた「八幡宮」の扁額(へんがく)の「八」の字が、八幡宮の神使(しんし=神の使者もしくは神の眷族で神意を代行して現世と接触する者と考えられる特定の動物)の鳩になっています。
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今日のシャンシャン ― 2020年01月04日 17時59分01秒
鎌倉・鶴岡八幡宮の台湾リス ― 2020年01月04日 19時12分01秒
鎌倉の鶴岡八幡宮にいたタイワンリスです。
タイワンリス(台湾栗鼠、Callosciurus erythraeus thaiwanensis )は、ネズミ目リス科ハイガシラリス属、クリハラリス種に属する小型のリス類の一種です。
アジア全域(中国からマレー半島にかけて)で広く分布するクリハラリスの一亜種で、台湾固有亜種だといわれています。
鎌倉には多くのタイワンリスが生息しており、在来種であるニホンリスと競合しニホンリスの地域的な絶滅要因になるだけではなく、樹木や果樹、農作物、家屋などの被害も広がっています。
鎌倉の山や神社仏閣など、樹木のたくさんある場所に行くと、「カッカッカッ」や「ワンワン」と鳴く声を聴くことがありますが、それがタイワンリスです。天敵が近づいて来た時の警戒音だといわれています。
見た目はとても可愛いのですが、2005年に外来生物法による特定外来生物に指定されました。
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銀座線・渋谷駅が生まれ変わりました ― 2020年01月05日 12時05分05秒
1927年12月30日に浅草-上野間が開通したことに始まる現東京メトロ・銀座線は、「東洋最初の地下鉄」といわれています。
地下鉄道としては東京駅と東京中央郵便局を結んだ貨物線(約0.2km)や、現JR仙石線の一部約0.4kmが地下化されていましたが、本格的な地下鉄道としては本路線が日本初であり、東洋初にもなります。
これまで平日の通勤時間にはホームに人が溢れ、改札口にも長い行列が出来ていた渋谷駅が生まれ変わりました。
1月3日に開業した新駅舎は、東急百貨店3階にあった旧ホームから浅草方面へ約130m移動しました。
M字形のアーチ構造の屋根を採用して柱を無くし、ホーム幅も旧ホームの2倍の約12mとなり、広々とした空間がつくり出されています。
オリンピック・パラリンピックの開幕までには、ホームドアやエレベーターの整備も終える予定です。
1年前の2019年1月2日に渋谷ヒカリエから見下ろした新・渋谷駅の工事現場です。
恐竜のあばら骨のような「M型鋼」がスライドしながら移動して、完成時には45本の「骨」が並びました。ホームの全長は102mになります。
将来的には渋谷ヒカリエ2階に直通の改札口も作られ、このM字形のへこんだ部分に歩行者デッキ(スカイデッキ)が設置される予定もあるといいます。
銀座線・渋谷駅、どんどん進化していきます。
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ミツマタ ― 2020年01月05日 18時36分34秒
鶴岡八幡宮・神苑ぼたん庭園の冬牡丹 ― 2020年01月06日 10時00分42秒
鶴岡八幡宮の源氏池の池畔に造られた回遊式庭園「神苑ぼたん庭園」で、冬の霜よけワラをかぶったかわいらしい「正月ぼたん」が見頃になっていました。
「神苑ぼたん庭園」は、980年(昭和55年)、鶴岡八幡宮の創建800年を記念して開園しました。
約100品種約1,000株の「牡丹」が植えられ、正月から2月中旬頃までは「正月(冬)ぼたん」を、4月から5月にかけては「春ぼたん」を楽しむことができます。
連鶴
八千代椿
黄冠
島大臣
島錦
ぼたん庭園内には「湖石の庭」という、中国蘇州市園林管理局・蘇州市古典園林建築公司の技術者によって自然の胡石(太湖石)を使って造成された庭があります。
「湖石(太湖石)」とは中国江蘇省の太湖という湖の底から 掘り出される石で、石灰岩に属する天然石です。中国では天然記念物として保護されており、国外への持ち出しは禁止されています。
ごつごつとした不思議な形をした石で、大小の穴が無数に開いています。
この太湖石は、日本と中国の永遠の友好を願って1984年(昭和59年)に当時の中国駐日大使夫妻の特別な計らいで、鶴岡八幡宮ぼたん庭園に寄贈されたものです。
「鶴岡八幡宮・神苑ぼたん庭園」
正月ぼたん開園期間: 1月1日~2月中旬頃(気候等により若干ずれる場合があります)
開園時間: 午前9時~午後4時30分(入場は午後4時まで)
拝観料: 大人500円 中高生以下200円 ※同伴の小学生以下は無料、団体25名以上400円
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鎌倉の落ち着けるカフェ「歐林洞」 ― 2020年01月07日 17時43分41秒
鎌倉へ初詣に行くと必ず立ち寄るお店、「歐林洞」へ今年も行ってきました。
美術館を改装したという石造りの洋風建築で、鎌倉山歩きの服装などではちょっと入りにくい高級感があります。
店内も落ち着いた雰囲気で、ケーキと紅茶を楽しみながら至福の時間を過ごすことが出来ます。
アフタヌーンティーにはピッタリのお店です。
店内中央には歴史を感じさせるエスプレッソマシンが置かれています。
約50年前にハンドメイドで作られたドイツ製のエスプレッソマシンだということです。
上の段のものは部品が調達できなくて修理できないので飾りになっているそうですが、下の段のものは今でも活躍しているとか。
鶴岡八幡宮から北鎌倉方面に歩いてすぐの所にあるので、初詣の後にゆったりするのにピッタリです。今回はランチで利用しました。
キッシュのランチです。
スープとキッシュと紅茶がセットになっています。
「旬の季節の野菜スープ」です。今回はミネストローネでした。
濃厚なトマトスープに野菜の味が美味しい。コンキリエ(貝殻のような形のパスタ)も下の方に沈んでいました。
「フレンチキッシュ 歐林洞風」です。かなりボリュームがあります。
オリジナルブレンドティーはアイスとホットがあり、それぞれフレーバーが違います。
何のフレーバーだか聞いたんですが、忘れてしまいました。
オリジナルブレンドティーはランチセットの場合は選べませんが、単品で注文する場合は十数種類が用意されています。
すごく高級感のあるティーカップとソーサーで、お客さんによってデザインや形を変えて提供しています。
カップの裏をひそかに覗いてみると、イギリスの高級陶磁器メーカー「Wedgwood」の銘がありました。
他の食器もきっとお高いんでしょうね。落として割っちゃったりしたらどうしよう・・・
歐林洞はケーキの美味しいお店としても有名です。サヴァランというケーキが人気ですが、前回食べたので今回は「ヴァリエ」にしました。(ランチセットには含まれません)
「ヴァリエ」はキャラメルムースのケーキで、表面に洋ナシとマロンペースト、中には栗が入っていてしっかりとマロンの風味が感じられます。
鶴岡八幡宮の近くに行ったら是非立ち寄って欲しいお店です。 「パトロン」というケーキは贈り物にも最適です。
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上野東照宮ぼたん苑で冬牡丹が見頃です ― 2020年01月08日 12時03分33秒
上野東照宮ぼたん苑で1月1日から冬牡丹の公開が始まりました。
牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、このうち冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。 寒牡丹の花は自然環境に大きく左右され、着花率が低く、二割以下といわれています。
そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して冬に開花させたものが冬牡丹です。
上野東照宮ぼたん苑では、約200株の冬牡丹の他に大切に育てられた寒牡丹も見ることが出来ます。
黄冠(おうかん)
八千代椿(やちよつばき)
連鶴(れんかく)
国の重要文化財「旧寛永寺五重塔」を背景に、牡丹の花が咲き誇ります。
太陽(たいよう)
ハイヌーン
聖代(せいだい)
八重桜(やえざくら)
苑内には多くの葉牡丹も植えられ、華やかな牡丹の花の周りで華を添えています。
水仙など、冬に咲く花が所々で咲いています。
「篝火花(かがりびばな)」という表現、素敵ですね。
英名で「 Cyclamen 」ですが、和名でも「シクラメン」という名が定着してしまったようです。
素心蝋梅(ソシンロウバイ)も見頃を迎えていました。
三椏(ミツマタ)は3月になると黄色い花を咲かせます。
「千両万両有り通し」!!
その昔、日本人は正月を迎えるとき、センリョウとマンリョウ、そして アリドオシを並べて、「千両万両、有り通し」と縁起をかついだそうです。語呂合わせですが、「千両も万両も、お金がいつも有り続けて困らない」 金運に恵まれることを願う庶民の気持ちでした。
「アリドオシ」って何でしょう?漢字で「蟻通し」と書く、アカネ科アリドオシ属の常緑低木で、冬にセンリョウやマンリョウのように赤い実を付けます。別名「一両」といいます。
上野東照宮ぼたん苑では、写真中央下から時計回りに「一両」「十両」「百両」「千両」「万両」が植えられていました。
金運に恵まれますように♡
「第三十八回 上野東照宮 冬ぼたん」開催概要
開催場所: 上野東照宮
開苑期間: 2020年1月1日(水) から 2月24日(月) まで
開苑時間: 午前9時30分~午後4時30分(入苑締切)
入苑料 : 大人(中学生以上)700円 団体600円(20名以上) 小学生以下無料
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ハシビロコウが魚を捕った! ― 2020年01月09日 11時02分19秒
「動かない鳥」として有名なハシビロコウ。
食性が主に魚食性で、嘴を下方へ向けたまま直立してジ~~ッと動かずに獲物が来るのを待ち続け、足元を通りかかった獲物を頸部を伸ばし嘴で咥えて捕食するという習性があるので、何時間も動かないのが当たり前になっています。
上野動物園のハシビロコウが魚を捕る瞬間を見せてくれました。
じっとして魚が足元を通るのを待っています。泳いでいる魚を自分から追いかけようとはしません。
魚も、上からこんな風に見つめられると怖いでしょうが、なにしろ微動だにしないので気付かずに近寄ってしまうようです。
魚を見つけると少しだけ上体を動かして狙いをつけます。
足元に来た魚を捕まえます。 何時間も動かずにいる動物とは思えない素早さです。
見事に捕らえました。
魚を逃がさないように少しずつ飲み込んでいきます。 表情もすごく嬉しそうですね。
「どんなもんだい!」というように、ウィンクをして見せてくれました。
明日はハシビロコウが飛んだ時の写真をアップしようと思います。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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