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ナンヨウザクラ(南洋桜)?テイキンザクラ(提琴桜)?2020年03月14日 18時20分40秒

神代植物公園の大温室でナンヨウザクラ(南洋桜)が咲いています。
テイキンザクラ(提琴桜)
西インド諸島原産の常緑低木で、バラ亜綱、トウダイグサ目、トウダイグサ科、ナンヨウアブラギリ属(ヤトロファ属)に属する常緑低木です。

この植物、植物園などでは「ナンヨウザクラ(南洋桜)」と表記している所が多いのですが、「ナンヨウザクラ(南洋桜)」は他にもあります。バラ類、アオイ類、アオイ目、ナンヨウザクラ科、ナンヨウザクラ属の常緑高木、「ナンヨウザクラ(南洋桜)」です。
サクラの花のような5弁の白い花を咲かせ、サクラに似ているので、英名でも「Jamaican cherry」などと呼ばれます。


神代植物公園で咲いている「ナンヨウザクラ(南洋桜)」は、花が5弁で見かけがサクラに似ているところは同じですが、花色が鮮紅色です。
テイキンザクラ(提琴桜)
「テイキンザクラ(提琴桜)」と呼ばれることも多いので、ここではもう一つのナンヨウザクラと区別するために、「テイキンザクラ(提琴桜)」と言わせてもらいます。
学名は「Jatropha integerrima(ヤトロファ・インテゲッリマ) 」。 英名では「Peregrina」「 Spicy Jatropha」などと呼ばれます。
テイキンザクラ(提琴桜)
樹高は1~3m程度で、枝はよく分枝して横に広がり、枝の先は少し垂れ気味になります。
葉はふつうは楕円状卵形、ときにくびれてほこ形となります。
春~初夏に、枝先から垂れた花茎に集散花序を伸ばし、小さな桃色又は鮮紅色の5弁花を多数つけます。 花は枝先に房状につき、葉のわきから出た長い花茎の先に5~8個集まって咲きます。
「テイキンザクラ(提琴桜)」の由来は、花形が桜に、葉形が提琴(バイオリン)に似ていることによります。



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