今夜はスーパームーン? ― 2020年04月07日 20時51分53秒
国立天文台によると、明日4月8日の満月は、2020年で地球に最も近い満月です。
月は4月8日午前3時9分に地球に最も近づく「近地点」を通過し、11時35分に満月となります。
満月の瞬間の「地心距離(地球の中心と月の中心の距離)」は約35万7千キロメートルです。
満月の瞬間となる11時35分には、日本ではまだ月が昇っていないため、見ることができません。
今日の東京の月の出は18時21分でした。
月が最も地球に近づくのは日付が替わった午前3時であり、満月少し前の月になりますが、それは微々たるものであり、スーパームーン(Supermoon)であることに変わりはありません。
(スーパームーンという言葉は天文学の正式な用語ではなく、定義もはっきりしていないようです)
写真は2020年4月7日20時20分撮影
満月における「地心距離(地球の中心と月の中心の距離)」は、およそ35万6千キロメートルから40万7千キロメートルの間で変化します(平均距離は38万4400キロメートルです)。
そして、月の視直径(見た目の大きさ)は、地球と月との距離が近いときには大きく、遠いときには小さくなります。
因みに、10月31日の満月は2020年で地球から最も遠い満月です。月が満月となるのは23時49分で、そのときの地心距離は約40万6千キロメートルになります。
4月8日の満月は10月31日の満月に比べて、視直径が約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見えるということですが、比較対象なしで写真に撮れば、大きさも明るさも皆同じですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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