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安倍首相が宣伝してくれた3300円のマスク2020年05月19日 16時59分40秒

国民の間で賛否両論のある「アベノマスク」。
届いている所と、まだ届いていない所があるようですが、私の家族と会社の同僚など20人以上に聞いても、「アベノマスク」を使うという人は一人もいませんでした。

さて、1ヶ月くらい前になりますが、4月17日の安倍晋三首相の記者会見で、朝日新聞の記者から「布マスクの全住所配布で批判を浴びている」と指摘された際に、安倍首相は「御社のネットでも布マスクを3,300円で販売しておられたと承知している。つまり、そのような需要も十分にある中で2枚の配布をさせていただいた」と反論しました。
御社のネットとは、朝日新聞SHOPという朝日新聞社が運営する通販サービスです。

確かに朝日新聞SHOPで、2枚税込3,300円のマスクを販売していましたが、首相発言の時点では朝日新聞SHOPはすべての受注を休止していました。
新型コロナウィルスの影響で物流に支障が出る恐れがあるということで、4月7日の緊急事態宣言を受けての休止でした。
現在は商品の受注を再開しており、安倍首相の言う3,300円のマスクも昨日5月18日から販売を再開しました。

安倍首相は記者会見で「朝日新聞SHOPでは、3,300円の(値段が高い)マスクを売っている」ともとれる反論をしましたが、実は朝日新聞SHOPで販売しているマスクは「繊維の街」として知られる大阪府泉大津市が、安倍首相の言う「地方創生」のために立ち上げた「泉大津マスクプロジェクト」という「町おこし」のための商品なのです。
朝日新聞SHOPで販売しているのは、地元で創業103年の歴史を持つ「大津毛織株式会社」が製造する立体ガーゼマスクで、2枚セット税込3,300円(税抜3,000円)で現地の小売店などで販売されているものです。

『表裏2層のガーゼの間には、医療用レベルの脱脂綿と不織布シートをはさんだ4層構造。飛沫や花粉との接触が避けられます。キルティング加工ならではの立体構造で、外周は密着しつつ、内部は肌との間に空間ができ、息苦しさが少なく口紅やメイクも付着しにくいのが特長です。ガーゼの気になる毛羽立ちを抑えた「毛焼き」工程を経るなど、大阪・泉大津に伝わる綿布産業の細やかな技術を生かし、ていねいに作られています。』(朝日新聞SHOPの商品説明より)

泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

中に入っている紙です。これ以外に商品説明などはなく、裏は真っ白。何だかそっけないものです。
朝日新聞SHOPに「お手入れ方法」など詳しい説明が掲載されています)
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

2枚セットなので、洗って一晩で乾かなくても安心です。
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

立体マスクでしっかり作られているので、自立します。洗って乾かすときも楽だと思います。
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

上が内面、下が外面です。
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク
内面には出っ張りがあり、丁寧に処理してあるので形が崩れることはありません。
この出っ張りが内側で邪魔になるんじゃないかと思ったのですが、肌との間に空間が作られるので邪魔にならないばかりか、マスクに圧迫されるような不快感がありません。よく考えられています。
(下の写真は内側をひっくり返したものです)
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

耳にかける紐は平ゴム(織ゴム)で、結んでありません。
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク
大人でも子供でも、自分に合った長さに耳掛けゴムを結んで使えばピッタリのサイズで使えます。
結びめはゴムを回してマスク本体の中にしまい込みます。
私は先端を4.5㎝くらい重ねて紐の端と端を縫ってしまいました。そうすると繋ぎ目が平らになるのでマスク本体の中に収めやすいです。

写真では正確な色が分かりませんが、色みは生成りです。肌に触れるものなので自然に近い形で仕上げるべく、糸や布地を強い薬剤で加工・漂白をしていません。
綿花のガクが黒い点で生地に残っています。綿製品では「綿カス」という黒い点が残っていることが無漂泊の証と言われます。
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

縫製もしっかりとしているので、安心して何回も洗って使うことが出来ます。
泉大津マスクプロジェクトの町おこしマスク

顔にしっかりとフィットしてずれることも無く、安倍首相のしている布マスクのように顎(アゴ)や鼻が出ることもありません。
こんなに良い製品と、給食マスクのような「アベノマスク」を一緒にしないで欲しいな・・・と思います。

4月22日には、この布マスクを生産する繊維メーカーの地元、大阪・泉大津市の南出市長が総理大臣官邸を訪れて木原総理大臣補佐官と面会し、布マスクは市と地元の複数の繊維メーカーが共同の取り組みとして生産しているものだと説明しました。そのうえで、製品を安倍総理大臣に使ってもらいたいと手渡しました。
安倍晋三首相からのメッセージとして「決して3,300円が高いと言っているのではない。ものづくりの技術が結集した、価値があるものだと認識しているので、ともに頑張っていきたい」と伝えられたということです。

結局、安倍晋三首相が記者会見の中で宣伝してしまったような形になった「アサヒノマスク」。
泉大津市への問い合わせもかなり増えたということです。
めでたしめでたし・・・



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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