夢のお子さまランチ ― 2020年07月14日 18時43分41秒
銀行として使われていたのが老朽化した為に1968年(昭和43年)に解体された建物が、2010年(平成22年)に復元され三菱一号館美術館として開館しました。
前の建物が1894年(明治27年)に建設された当時には三菱合資会社の銀行部が入っていました。
上の写真左側の入り口を入った所は、当時は銀行営業室でしたが、復元建築後は美術館のカフェ 「Café 1894」となっています。
三菱一号館美術館で今回開催されている「画家が見たこども展」のキャッチコピー「さあ、こどもに戻ろう」が表わすように、本展は大人が子どもの頃を思い出すような絵画が並ぶ展覧会となっています。
展覧会については昨日アップしました。
子どもの頃を思い出すといえば、お子様ランチ!
子ども限定でしか提供しないお店もありますが、たとえ大人が注文出来ても周りの目が気になってなかなか食べる勇気がありません。
隣のテーブルでちっちゃなお子さんが美味しそうに「お子さまランチ」を食べているのを、指をくわえて見ていたことも多々あります。
そんな、夢のお子さまランチを「Café 1894」で食べることが出来ます。
「画家が見たこども展」とのタイアップ企画なので展覧会の開催期間限定で、11:00~14:00のランチタイムのみの提供になります。
その名も「夢のお子さまランチ」! ちょっと豪華なお子さまランチです。
真ん中にあるスープは「ビーツのポタージュ 」
※ビーツ自体が野菜の中では甘い方なんですが、この深い味はどこからきているんだろう? 美味しい!とにかく美味しい!
右上のサラダは、春らしい色合いを意識した「ジベルニーのガーデンサラダ」
※ジベルニーはパリ郊外に位置し、印象派絵画の巨匠クロード・モネが晩年を過ごした家があります。自宅に庭園を造り、名作「睡蓮」を描いた場所です。
右回りに、「ベーコンとオニオンのキッシュ ~キッシュ・ロレーヌ~」
※キッシュ( Quiche )は、フランス、アルザス=ロレーヌ地方の郷土料理です。ロレーヌ風キッシュ(キッシュ・ロレーヌ)では、クリームとベーコンを加えます。
「有頭ブラックタイガーのカダイフ巻き レムラードソース」
※パン粉の代わりに、トルコ語で「薄い」を意味するカダイフ(kadaif)という極細のパスタを使った海老フライです。頭から尻尾まで全部食べられました。添えられているのはレムラードソースです。 ん?タルタルソースじゃん。 アンチョビペーストを入れるのがレムラードソースの特徴だとか。バカ舌の私にはよく分かりません・・・
「ハンバーグステーキと半熟タマゴ ポルトソース」
※赤ワイン(ポートワイン)を煮詰めたほろ苦いポルトソースをかけたハンバーグステーキに半熟タマゴが乗って、憧れの「旗」が立てられています。(上から撮ったから旗が見えませんが・・・)
その向こうにあるのは「サフランライス」です。鮮やかな黄色が映えます。
旗が見えないのでちょっと横から撮ってみました。アップにすると海老フライにカダイフを使っていることがよく分かります。
デザートは「キャラメルプリン」です。
コーヒー又は紅茶が付いて、全部で税込2,200円です。
料理も味も価格も、お子様ランチを越えちゃってます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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