Google
WWW を検索 ほしのつぶやき を検索

STARS展:奈良美智2020年09月07日 11時00分00秒

六本木ヒルズ・森タワー53階にある森美術館で開催されている 「STARS展:現代美術のスターたち ― 日本から世界へ」 は、村上隆、李禹煥、草間彌生、宮島達男、奈良美智、杉本博司という、国際的に高い評価を得ている6人の現代アーティストのスター達の活動の軌跡を、初期作品と最新作をつなぐかたちで紹介する展覧会になっています。

会場内展示風景、「村上 隆」、「草間 彌生」、「李 禹煥(リ・ウファン)」、「宮島 達男」に続いて、今日は「奈良 美智」の作品をアップします。 紹介する作品は展示作品の一部です。

奈良 美智(なら よしとも、1959年12月5日~ )は、日本の画家・彫刻家です。
世界的に評価されている美術作家で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど日本の現代美術の第二世代を代表するひとりとなっています。

『 子供、動物などが単純に抽象化され、デフォルメされて頻繁に登場する作品群は、親しみやすさと神聖さ、無邪気さと残酷さなど、一見相反する性格を共存させ、観るものの想像力を刺激します。近年では、穏やかで精神的な雰囲気を持つ肖像画も多数制作されています。奈良作品の孤独な主人公たちは、弱くて正直であるが故に社会の中で力を持たないものたち、辺境や境界で生きるものたちの代弁者であり、大人の心の片隅に生き続けている無垢な心の表象でもあるのです。さらに、「霊魂のありか」である肖像画は時代を超えた根源的なものとなるでしょう。

本展示は、作家活動最初期の1980年代から2020年までの活動の変遷を見せると共に、奈良美智の創作世界を体験できるものとなっています。初公開の15点を含む初期作品約20点、コラボレーションなどで幅が広がった中期の代表的なインスタレーション作品である《Voyage of the Moon(Resting Moon) / Voyage of the Moon》(2006年)、新作《Miss Moonlight》(2020年)を含む大型肖像絵画、そして奈良本人の多様なコレクションなどを展示しています。』
(『 』内は会場内解説文より引用)

《 Lonely Moon / Voyage of the Moon 》 2006年 アクリル絵具、FRPに貼られた布
Φ180×26㎝ 所蔵:金沢21世紀美術館


《 Voyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moon 》 2006年 ミクスト・メディア
476×354×495㎝ 所蔵:金沢21世紀美術館

《 Voyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moon 》の足元には日本語、韓国語、英語などでこのような表示がありました。↓

《 Voyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moon 》の部屋の中です。
奈良美智さんの作品やコレクションでいっぱいです。

《作家の部屋の中から》 2020年 という展示もあります。
レコード、CD、ぬいぐるみ、人形、小物、書籍、写真などが飾られていて、作家の生活を覗き見るような展示が楽しいです。
奈良美智さんは音楽が好きで、作品制作も音楽を流しながら行っているといいます。CDジャケットも手がけています。
でも、ちょっとコレクション自慢のような感じがしないでもありません。 これらの写真は、展示内容のほんの一部です。


絵画作品もたくさん展示されています。
展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館 2020年 (部分)

《 Crap 》 2003年 色鉛筆、紙袋 11×16.5㎝

《 無題 》 2011年 アクリル絵具、色鉛筆、木板 17.5×25.9㎝

《 Submarines in Girl 》 1992年 アクリル絵具、キャンバス 100×150㎝ 所蔵:クローディア

《 地雷探知機 》 1993年 アクリル絵具、キャンバス 150×100㎝ 個人蔵

《 「ハードボイルド・ハードラック」のためのドローイング 》 1999年 アクリル絵具、色鉛筆、紙 
24.7×22.8㎝

《 Kate 》 2006年 アクリル絵具、木板 45×23㎝

《 MIss Moonlight 》 2020年 アクリル絵具 キャンバス 220×195㎝


開催会場:森美術館六本木ヒルズ森タワー53階)
開催期間:2020年7月31日(金)~ 2021年1月3日(日)  会期中無休
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)
      ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
      ※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
 観覧料金: 一般 2,000円  学生(高校・大学生)1,300円  子供(4歳~中学生) シニア(65歳以上)1,700円
    ※音声ガイド付きチケットはそれぞれ500円高
     ※チケットは事前予約制です。専用オンラインサイトで日時指定券を購入してください。
     ※17:00以降は、事前予約なしでも入館できます。
    ※当日空きがある場合は、チケットカウンターで当日券を販売します。
状況により変更もありますので、公式サイトにて確認して下さい。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策の為よろしくお願いします。

日本語50音の最初の文字は? 答えは「 あ 」です。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hoshino.asablo.jp/blog/2020/09/07/9293088/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Copyright © 2005-2024 M-Hoshino All Rights Reserved.