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中秋の名月は満月じゃない?2020年10月02日 02時06分53秒

月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月  (よみ人知らず)

10月1日は中秋の名月でした。
仕事が終わって家に帰った時は日付が変わって午前0時を過ぎていたので、この写真を撮ったのは10月2日の午前0時30分頃です。
中秋の名月が必ずしも満月とは限らないって知っていますか?
私は昨年の中秋の名月の日にそれを知って、目からウロコ、鼻から牛乳でした。

国立天文台によると、『 中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のこと 』を指すそうです。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
太陰太陽暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が、その月の朔日(ついたち)になります。今年は9月17日(新月の瞬間は20時00分)が太陰太陽暦の8月1日、10月1日が太陰太陽暦での8月15日となります。
一方、天文学的な意味での『 満月(望)は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のこと 』を指します。満月の時刻は、10月2日6時05分です。
今年は10月1日が中秋の名月、翌2日が満月と、中秋の名月と満月の日付が1日ずれているということになります。
この様な理由で、中秋の名月=満月ではないということです。
因みに、2001年の中秋の名月は10月1日なのに、満月は10月2日の22時49分でした。丸々1日ずれています。
詳しく知りたい方は国立天文台の公式サイトへどうぞ。私にはチンプンカンプンですが・・・・



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

月のクレーター ティコ (Tycho)2020年10月02日 11時42分34秒


月の写真を見ると、放射状の光の筋を放つクレーターがいつも目につきます。(黒い矢印)
これは月面の南部に位置するクレーターで、名前は「ティコ (Tycho)」といいます。 デンマークの天文学者 ティコ・ブラーエ(1546~1601) にちなんで命名されました。

ティコは月の数あるクレーターの中でも非常に大きく、直径が85キロメートルもあります。
周囲は大小さまざまなクレーターで覆われ、古いクレーターに新しいクレーターが重なっているところもあります。また、周りにはいくつかの小さな2次的クレーターができています。
内部は高いアルベド(反射能=天体の外部からの入射光に対する、反射光の比)を持ち、太陽の光が当たると明るく輝いて、1500キロにも及ぶ光条(放射状の光の筋)を放ちます。


月のウサギさんはいつ見てもお餅をついていて、私たちの心を和ませてくれます。
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