彼岸花(曼珠沙華) ― 2020年10月04日 09時53分50秒
浜離宮恩賜庭園で咲いていた彼岸花(ヒガンバナ)です。
学名の「Lycoris radiata 」から、リコリス・ラジアータとも呼ばれますが、日本では一般的に彼岸花(ヒガンバナ)又は曼珠沙華(マンジュシャゲ、マンジュシャカ)と呼ばれることが多いです。
英名は「Red Spider Lily 」です。赤い蜘蛛(クモ)の百合(ユリ)?ちょっと不気味ですね。
彼岸花は、キジカクシ目、ヒガンバナ科、ヒガンバナ連、ヒガンバナ属の多年草です。
学名の属名 Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの一人リコリス(Lycorias)からとられ、種小名 radiata (ラジアータ)は「放射状」の意味で、花が完全に開いたときに放射状に大きく広がっている様子にちなみます。
曼珠沙華(マンジュシャゲ)という仏教的な名前は、サンスクリット語から名づけられたといわれています。サンスクリット語「 manjusaka 」の音写であり「法華経」などの仏典に由来します。
♪マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ 真紅(まっか)に染める
懐かしいですね~ 阿木燿子作詞 宇崎竜童作曲 で、歌ったのは山口百恵です。
42年前、1978年12月リリースのアルバム「曼珠沙華」のタイトル曲です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
最近のコメント