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江戸崎のひな祭り「雛のつるし飾り」@百段階段2021年02月03日 11時02分50秒

今日は立春です。 124年ぶりに2月3日が立春になりました。
立春を過ぎると「お雛さま」を飾り始める家庭は多いと思いますが、ホテル雅叙園東京(旧目黒雅叙園)の百段階段でも昨日2月2日から雛飾りの展示が始まりました。
これは、「初春の文化財見学 百段階段の百の縁起もの」というイベントの後期展示として開催されているものです。

百段階段のエントランスには豪華絢爛な打掛と、「雛祭りのつるし飾り」が展示されています。
江戸崎の「雛のつるし飾り」



『 「雛のつるし飾り」とは、桃の節句の雛壇の両側に、はぎれで作ったぬいぐるみをつるす風習で、全国でも珍しく、「伊豆の稲取地方」「九州の柳川地区」「山形の酒田地区」などが有名で、江戸時代から伝えられてきたとされています。  日本の伝統手芸で、お裁縫好きな女性の手で親から子、子から孫へと受け継がれて来た「お細工物」を、つるし飾りにしたものです。初節句にも親類縁者が手作りして贈ったとされています。 』 (『 』内はえどさき笑遊館ホームページより)

百段階段の「頂上の間」一面に華やかな江戸崎の「つるし飾り」が並びます。
茨城県稲敷市江戸崎では、毎年2月の上旬から「えどさき笑遊館」をメイン会場に「江戸崎の雛まつり」が開催されます。
「江戸崎つるしびなの会」の協力により作られた「つるし飾り」が、歴史ある百段階段の「頂上の間」を飾っています。
江戸崎の「雛のつるし飾り」
花やうさぎなどの動物、本や座布団などの身近なものを古布やちりめんの布などで作り、それを紐で繋げたお飾りです。

その中心となる「雛飾り」は、創業明治44年、東京・浅草橋で無形文化財の技術を継承する人形作家の老舗「原孝洲」のお雛さまです。


「十畝の間」に展示されている「ねずみの嫁入り」です。

皆、すごくうれしそうな表情です。

「ねずみの嫁入り」という昔話がありましたね。
鼠(ねずみ)の夫婦がその娘に天下一の婿をとろうとして、太陽がこの世で一番だと思い申し出ると、太陽は、雲に出あうと照らせないから雲がいいという。雲に申し出ると、風に吹きとばされてしまうから風がよいという。だが風は築地(ついじ=泥土をつき固めて作った塀)にあえば無力だという。そこで築地に頼むと鼠に穴を掘られてかなわないといったので、結局同じ仲間の鼠を選んだというお話し。


その他、桃の節句のお飾りが百段階段のいたる所に展示されています。
こちらも「原孝洲」の雛人形です。

津軽の伝統的な郷土人形、下川原焼(したかわらやき)の縁起ものです。






この企画「初春の文化財見学 百段階段の百の縁起もの」は、250枚の日本画と建築意匠に囲まれた百段階段の絢爛豪華な装飾の中から、健康や長寿、富貴といった縁起もの(吉祥)に関わる意味や願いを込めて制作されたものを100点選び出して紹介するというものです。 
1月には「打掛」が展示されていましたが、2月2日からは一部展示替えがされ、「つるし飾りをはじめとした桃の節句の装飾」が展示されています。

以前の展示については下の項目からご覧ください。
※ 吉祥模様の打掛 (1月20日)
※ エレベーターの唐獅子牡丹 (1月21日)
※ 一富士二鷹三茄子 (1月22日)
※ 松・竹・梅 (1月23日)
※ 吉祥に関わる「植物」 (1月25日)
※ 吉祥に関わる「鳥や動物など」 (1月26日)
※ 吉祥モチーフの建築意匠 (2月1日)


開催会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財 「百段階段」
開催期間:2021年1月1日(金・祝) - 3月14日(日)
休館日:2月1日(月) ※展示替えのため
  ※1月1日~31日までは打掛を(終了しました)、2月2日~3月14日までは桃の節句の装飾を展示
開催時間:12:30~18:00(最終入館17:30)
観覧料金:一般 ¥1,000 学生 ¥500 (要学生証呈示) 未就学児無料



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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