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ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ (BRASSERIE PAUL BOCUSE Le Musee)2021年04月08日 21時40分29秒

六本木にある国立新美術館へ「佐藤可士和展」を見に行ったついでに、同館3階にあるレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ (BRASSERIE PAUL BOCUSE Le Musee)」でランチすることにしました。
黒川紀章氏が中心になって設計された美術館の建物は、見事な曲線美で構成されています。

「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」は、フランス・リヨンで愛されている元三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」のブラッスリーの日本における第一号店です。国立新美術館を訪れるもう一つの楽しみを提供することを目指し、国立新美術館開館と同時に2007年にオープンしました。


コンセプトは、Traditionnel Lyonnais(伝統的なリヨン料理)。フランス料理のおいしさをストレートに表現したいという料理長・植田潤が、リヨン料理を中心にクラシックなメニューを取り揃えています。

レストランは、巨大な逆円すいの最上部(3階)に広がる、ロンド(フランス語:円形)の空間にあります。
ロンドの中心に調理場や配膳設備などが集約され、外周はほぼ全てが客席になっています。
窓側の席からは、ビル群の手前に広がる樹木の緑が見られ、桜の季節にはピンクの花が彩りを添えてくれます。


ランチコース《 MENU ROUGE 》をいただきました。
前菜、メインディッシュ、デザートは2~3種類の中から選ぶことができます(料金は選んだものによって変わります)。

フランスパンの「バゲット」です。
添えられているのは「トリの肉のリエット」と聞いたような気がしますが、今までに食べたことがないような味で、よく分かりません。味はすごく美味しくて濃厚ですが、私には塩味が強いように感じます。もっとも、そのまま食べるのではなくバゲットに少しだけ付けていただくものですから。
私、建築のパテみたいに、バゲットの空洞を埋めるようにどっさり塗って食べちゃうからいけないんですね。

前菜は、「季節野菜の美食家風サラダ(Salade gourmande de saison )」にしました。
野菜サラダに生ハム、フォアグラ、鴨の燻製、ポーチドエッグがトッピングされています。
「ポーチドエッグは半熟になっていますのでお気を付けください。」と言われましたが、何に気を付ければいいんだろう・・・
ドレッシングは少し濃いめで、これがまた美味しい!
卵の黄身を絡めるとさらに濃厚な味になります。そして、鴨肉やフォアグラたちは、ドレッシングの味と調和しながらも独自の風味を主張しています。


メインディッシュは「“ブルギニオン” 柔らかい牛タンの赤ワイン煮込み ヌイユと季節の野菜添え(Langue de bœuf braisée au vin rouge à la bourguignonne,nouilles, légumes de saiso)」にしました。
ブルギニオンは、フランス・ブルゴーニュ地方の料理仕立てという意味で、牛肉の場合はブルゴーニュ地方の赤ワインで煮込みます。
「ヌイユ」って知りませんでした。「nouille」と書き、ヌードル(麺)という意味のフランス語だそうです。平たい形のパスタで、赤ワイン煮込みなどの味の濃い料理に添えられることが多いといいます。
添えられている野菜がとても新鮮で、美味しい。
「このソースをフランスパンに付けて食べたら美味しいだろうな。 パンを少し残しておけばよかったなぁ」と思っていたら、なんと!バゲットを一切れ追加してくれました。注文もしていないのに、心の中読まれてる?

デザートは「“ムッシュ ポール ボキューズ”のクレーム・ブリュレ( Crème brûlée spéciale “Paul Bocuse”)」を選びました。
「クレーム・ブリュレ」は、フランス語で「焦がしたクリーム」という意味です。
カスタードの上に広がる、天然サトウキビを使用して焦がしたキャラメリゼのパリパリ感と、カスタードのトロトロ感が、最後の一口まで一緒に味わえます。バニラビーンズの香りが効いています。

コーヒー、紅茶又はオレンジジュースが付きます。コーヒーを頼みました。

アラカルトで注文すると、全て税込で「季節野菜の美食家風サラダ」2,090円、「“ブルギニオン” 柔らかい牛タンの赤ワイン煮込み ヌイユと季節の野菜添え」3,520円、「“ムッシュ ポール ボキューズ”のクレーム・ブリュレ」880円と、パンとコーヒーを除いても6,490円しますが、ランチコースだとパンやコーヒーを含めて税込4,730円です。
割安になるけど、ランチとしては高すぎ。

たかがランチで高いものを食べた後悔から、夕食は喉を通りませんでした。


4年程前に国立新美術館でミュシャ展を開催した時には、ミュシャ展とのコラボメニューを提供していましたが、今回「佐藤可士和展」とのコラボメニューは無かったようです。
「佐藤可士和展」とのコラボで「かしわ天」を提供していれば飛びついたんですけどね・・・



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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