コデマリ(小手毬)とユキヤナギ(雪柳) ― 2021年04月12日 11時57分40秒
家の近くの公園でコデマリの真っ白な花が咲いていました。
コデマリ(小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)は、バラ目、バラ科、シモツケ亜科、シモツケ属の落葉低木です。
4月から5月にかけて、白い小さな花が手毬状に枝の上に並んで開花します。
細い枝や葉が見えなくなるくらい多くの花を咲かせるので、花の重さで枝垂れて、遠目には真っ白な壁のように見えます。
コデマリは古く中国から渡来した帰化植物で、江戸時代初期から観賞用に栽培されてきました。
和名は花の集まり(花序)を、小型の手毬(てまり)に見立てたものです。
オオデマリ(大手毬)というよく似た植物がありますが違う種類で、オオデマリはマツムシソウ目、スイカズラ科に属します。花は萼(がく)が発達した装飾花で、アジサイによく似た花を咲かせます。
同じく公園などでよく見かけるユキヤナギ(雪柳、学名:Spiraea thunbergii)はコデマリと同じ仲間で、バラ科、シモツケ亜科、シモツケ属です。
コデマリより少し早く、3月から5月にかけて咲きます。
下のユキヤナギの写真は、3月16日に多摩川河川敷で撮影したものです。昨日行った時には花の見頃は終わって茶色っぽくなっていました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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