栄誉の殿堂入りのバラ(15)サリー・ホームズ(Sally Holmes) ― 2021年05月30日 13時58分15秒
イギリスのロンドンに本拠地を置き世界37ヶ国のバラ会が加盟する、世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies)が、3年に一度「世界バラ会議」という世界大会を開催しています。
1971年にニュージーランドで第1回大会が開催され、これまで第18回大会(デンマーク・コペンハーゲン)までが開催されています。
次回第19回大会は2022年10月にオーストラリアのアデレードで、20回大会は2025年5月に日本の福山市(広島県)で開催される予定です。
第19回大会は今年(2021年)10月に開催される予定でしたが、コロナ禍の為19回と20回の開催がそれぞれ延期されました。
世界バラ会議では、1976年の第3回大会(イギリス・オックスフォード)から、毎回1品種を「栄誉の殿堂入りのバラ」として選んでいます。(2006年の第14回大阪大会では2品種が選ばれました)
本ブログでは、「栄誉の殿堂」入りをしたバラを、第3回大会で最初の殿堂入りをした「ピース」から、順に紹介しています。
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今回は、第16回大会(2012年、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ・サントン)で選ばれた、「サリー・ホームズ(Sally Holmes)」です。
サリー・ホームズ(Sally Holmes) 作出年:1976年 作出国:イギリス(ホームズ Robert A. Holmes ) 系統:ハイブリッド ムスク (HMsk:Hybrid Musk)、シュラブ(S:shrub)
花弁の縁の方は淡いピンク色で、中心にいくにしたがってアイボリーホワイトからクリームイエローに見える、上品な色合いの薔薇です。
雄蕊(オシベ)の濃い黄色を包み込むように咲くピンクの花弁が、その美しさを際立たせています。
蕾の頃はピンクに見えるのですが、花が開くにつれクリームイエローから淡いピンクへの、パステルカラーのグラデーションになっていきます。
カルガモとカメとランタナ。そしてコイ ― 2021年05月30日 15時38分52秒
家の近くを流れている用水路の遊歩道を散歩していたら、ランタナのピンクと黄色の花がきれいに咲いていました。南アメリカ原産の外来種です。
水面を泳いでいくのはカルガモです。今は子ガモが生まれる季節ですが、残念ながら独身カモのようです。
通りかかったファミリーの子供が、「あっ、カメがいる。」というので探してみると、右の方の草むらの中に2匹いました。ミシシッピアカミミガメだと思います。私が子供の頃の縁日では「カメすくい」が必ず見られましたが、今は動物愛護の関係で禁止されています。
子ガメの頃は「ミドリガメ」と呼ばれ、名前の通り緑色をしていてとてもかわいいのですが、大きくなると子供では育てにくくなってしまうようで、近くの川や池へ放してしまう人が多かったようです。
立ち止まっていると、足元にコイが泳いでいました。人を見るとエサを貰えると思って寄ってくるんですね。
一瞬、自然を満喫しているように思ったのですが、全てに「人」が強く関わっていることに気づきました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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