ロブ ロイ(Rob Roy) バラ ― 2021年07月20日 09時34分56秒
うなる美味しさ!うな次郎 ― 2021年07月20日 12時00分59秒
昨日は夏の土用の入りでした。今年の土用の丑の日は1回しかなく、7月28日(水)です。
息子が「面白そうだから」Amazonで買ったという「うなる美味しさ!うな次郎」をくれました。
一正(いちまさ)は、新潟県に本社を置く水産加工物製造会社で、会社名は一正蒲鉾株式会社といいます。カニカマ(カニ風味かまぼこ)で知られています。
「うなぎ」は1970年代から減少を続けていて、2014年には国際自然保護連合(IUCN)レッドリストに「絶滅危惧種」として選定されてしまいました。
絶滅危惧種「うなぎ」の代用品として2016年に発売されたのがこの「うなる美味しさ!うな次郎」です。うなぎの「うな」とうなる美味しさの「うな」をかけたのでしょうが、「うなる」ほど美味しいものではありません。
これまでは原料にうなぎエキスを使っていたのですが、昨年からは原料にうなぎは一切使わないようにしたということです。
パッケージを開けると、焼いた鰻の切り身が2枚とタレ、山椒の粉が入っています。タレと山椒を取り出して、そのまま電子レンジで(500Wの場合)1分温めるだけ。タレと山椒を好みの量だけかけて出来上がりです。
皮側を見せるため、あえて1枚ひっくり返して置きました。ウナギの皮には見えますが、身も皮も形にもう少し自然なムラが欲しいですね。マジメ感が出過ぎているように感じます。
千切ってみました。断面には「魚の身」感が出ています。原料の魚はタラとタチウオだということです。
食感は「はんぺん」と「白いはんぺん」を混ぜたような感じです。
(私は子供の頃を広島県で過ごした為、関東でいう「さつま揚げ」のような魚の練り物を揚げたものを「はんぺん」と言い、関東でいう「はんぺん」はあまり食べたことがなく、「白いはんぺん」と言っていました。)
食感にも自然なムラがなくのっぺりとしているので、「うなぎの身」にはちょっと遠い感じがします。
味は皮の焦げた感じが良く出ていて、うなぎの蒲焼感を感じられます。うなぎらしさは、タレの味が決め手になっているんでしょう。
うなぎの身と皮のはがれ方は絶妙で、この技術開発力には驚かされました。
味と食感、外観(見た目の形)にはもう少し工夫が必要だと思いますが、カニカマも開発当初は味も食感もカニとは程遠かったものが、今では本物と見分けが付かないくらいに進歩しました。
「うな次郎」もきっと今後目覚ましい進歩を遂げる事でしょう。
昨日、近くの「まいばすけっと」に行ったら、「うなる美味しさ!うな次郎」を売っていました。税抜きで298円でした。
長焼き形状の「すごーく長いうな次郎蒲焼風かまぼこ」も期間限定で販売しているということです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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