帆船・日本丸(2代目)横浜へ入港 ― 2021年10月30日 15時45分17秒
海技教育機構が保有する航海練習船「日本丸」が昨日(10月29日)横浜港に入港してきました。
横浜ベイブリッジの下を通っていきます。
背後の緑と青の船は、大黒埠頭に停泊している自動車運搬船です。
左の端の橋は、首都高速湾岸線の大黒埠頭と扇島を結ぶ、「鶴見つばさ橋」です。
この「日本丸」は、初代日本丸の後継として、1984年(昭和59年)に就航した航海練習船で、「日本丸2世」になります。
退役した初代日本丸は現在「日本丸メモリアルパーク」に係留展示されています。
2隻のタグボートがぴったりと寄り添ってエスコートしています。
新日本海洋社のタグボートで、前にいるのが「白馬(HAKUBA)」、後ろが「穂高(HODAKA)」という同型船(総トン数:192トン)です。
急角度で左に旋回する為、ロープで引っ張っています。このまま直進して「横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)」に右舷着岸します。
日本丸(2世)は、総トン数2,570トン、全長110.09m、幅13.8m、マスト高約50mで、最大搭載人員は190人(内実習生定員は120人)です。
船首に付けられたフィギアヘッド(船首像)は、「藍青(らんじょう)」と呼ばれる女神像です。樹齢約300年のケヤキの木で作られ、全長は2.4メートルもあります。
昨日、「横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)」には「飛鳥Ⅱ」も接岸しました。
飛鳥Ⅱと日本丸。飛鳥Ⅱの向こうに横浜ランドマークタワーが顔を出しています。
「日本丸(2世)」は神戸港をメインに行動しており、たまに東京(有明)や横浜へも来るようです。
11月2日(火)10時に名古屋へ向けて出航し、11月19日(金)9時45分頃に又、横浜に寄港する予定です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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