目黒川のソメイヨシノが満開です ― 2022年03月30日 15時31分40秒
目黒川のソメイヨシノが満開になっています。 (28日に撮影しました)
目黒川沿いには中目黒駅を中心に約4キロに渡って両岸にソメイヨシノが植えられています。
本数は約800本とそんなに多くはありませんが、両岸に覆いかぶさるように咲く桜は見ごたえがあります。わっ!びっくりした! 目の前の手すりにハトが止まりました。 人の手が届くような場所にも平気で止まるんですね。
遊歩道を歩いていると、時々花吹雪が頭の上から舞ってきます。
27日に満開が発表された東京の桜ですが、すでに多くの花が散り始めています。
川面には花筏が流れていきます。
花びらは散り始めていますが まだまだ蕾もあり、今週末頃までは見頃がつづくということです。
スズメがちぎり捨てた花がクルクルと回りながら落ちてきて、ツツジの枝に花を咲かせました。
スズメは嘴の形状により花の正面から蜜を吸うことができないので、花ごとちぎって根元から蜜を吸います。
ソメイヨシノの淡いピンクの花に隠れるように真っ白な「コサギ」が羽を休めていました。
2本の長い冠羽がおしゃれですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
池上本門寺のササベザクラ(笹部桜) ― 2022年03月30日 17時52分00秒
池上本門寺でササベザクラ(笹部桜)という桜が咲いていました。
ネットで調べてみてもあまり資料が得られなかったのですが、今日の日本テレビ系列の「news every.」という番組で、渡辺 裕太くんが池上本門寺の桜の紹介の中で「全国的にも珍しい桜です」と言っていたので、数が少ない品種なんでしょう。
この桜は、「桜博士」といわれた笹部 新太郎(1887年 - 1978年)邸の庭に芽生えた実生の桜だということです。
神戸市の旧笹部邸(現:岡本南公園)にあった原木は枯損してしまいました。
笹部 新太郎は、水上勉の小説 『櫻守』 のモデルになっています。
カスミザクラとサトザクラの交雑種と推定されていましたが、近年のDNA分析でヤマザクラとソメイヨシノとの交雑種ではないかといわれています。
若葉の展開とほぼ同時に花を咲かせます。半八重咲きの花は白色から、咲き進むと薄紅色に変化するということです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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