桜の標本木 靖国神社のソメイヨシノ ― 2022年03月31日 12時01分52秒
東京都千代田区の靖国神社境内にある、東京の「桜の標本木」です。
桜の開花や満開を観測する桜の木は「標本木」と呼ばれ、全国各都道府県に58本あります。
東京は靖国神社の境内に、京都は二条城(京都市中京区)に、大阪は大阪城公園(大阪市中央区)にあります。
樹種は原則として「ソメイヨシノ」ですが、沖縄県(石垣島、宮古島、那覇、南大東島)は「カンヒザクラ」、北海道(稚内、旭川、網走、帯広、釧路)は「エゾヤマザクラ」です。 ソメイヨシノではない理由は、暑すぎたり寒すぎたりでソメイヨシノが生育しにくい環境にあるからだといいます。
東京の標本木はもちろん、ソメイヨシノです。
気象庁の職員がこれを目視で観測し、5~6輪咲いていれば“開花”となります。
“満開”は、標本木の花芽の80%以上の花が咲いた状態で発表されます。
通常は“開花”から約1週間で“満開”になり、その後5日から1週間くらいが“見頃”です。
東京の桜は今が見頃ですが、“花曇り” の日が続いているのは残念ですね。
私のハナは花粉症で “鼻曇り” です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
千鳥ヶ淵の桜が見頃です ― 2022年03月31日 17時42分37秒
千鳥ヶ淵 のソメイヨシノが満開になっています。
日本武道館がある北の丸公園西側に沿ったお堀を千鳥ヶ淵といい、皇居の北西にあたります。
お堀の土手の緑と、ソメイヨシノの淡いピンクの花色とのコントラストがとてもきれいです。
向こうに見える塔は東京タワーです。
千鳥ヶ淵に沿って千鳥ヶ淵緑道という遊歩道があり、桜のトンネルの中を歩くことができます。
千代田区観光協会によると、約700メートルの遊歩道にソメイヨシノなど約260本の桜が植えられているということです。
遊歩道の途中にボート場があり、ボートに乗って水面から桜をめでることができます。平日だというのにボート乗り場には多くの人が並んでいました。「春休み」だからでしょうか。
千鳥ヶ淵 の名の由来は、冬に都鳥などが多く集まるからという話や、V字型の濠が千鳥に似ているからという話など、諸説あるようです。
花見の酔っ払いが千鳥足で歩いていたからではないようです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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