「過去の遺産シリーズ」第3回「フロッピーディスク」 ― 2022年06月09日 07時35分32秒
山口県阿武町の4630万円誤送金問題で、町役場から銀行への依頼データがフロッピーディスクでやり取りしていたことが分かり、「時代遅れ過ぎる」などと話題になりました。
「過去の遺産シリーズ」第3回は、その「フロッピーディスク」です。
「フロッピーディスク」。若い人はそろそろ知らない人も多くなっているのではと思われるこの記録媒体ですが、一部の中央省庁や役所、銀行、企業では、今でも日常的に使われているところがあるということです。 へぇ~、そうなんだ~という感じです。
なんて言う私も、一応フロッピーを使えるだけの体制は整えてあります。
上の写真は外付けのフロッピーディスクドライブ(USB接続)と、フロッピーディスクです。
WindowsパソコンではOS(オペレーティングシステム=Windows)を入れる起動ドライブが「 C: 」になっています。
なぜ、「 A: 」や「 B: 」ではないんでしょう。
それは、「 A: 」と「 B: 」がフロッピーディスクに割り当てられているからです。
当初はOS(今のWindows、当時はDOS)のフロッピーディスクを「 A: 」ドライブに入れ、アプリケーションソフトが入ったフロッピーディスクを「 B: 」ドライブに入れて使っていました。
今のパソコンにはフロッピーディスクドライブは付いていないのが基本ですが、「 A: 」と「 B: 」がフロッピーディスクに割り当てられている為、今でもOSを入れるハードディスクやSSD(Solid State Drive)は「 C: 」ドライブになっています。
一般的な3.5インチ2HDのフロッピーディスクで最大1.4MBしか記録できません。
それでも、文書の記録媒体としては十分なんでしょうね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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