ラバグルート(lavaglut) バラ ― 2022年06月18日 05時40分06秒
上野駅で「エキマトペ」の実証実験中 ― 2022年06月18日 17時24分00秒
JR上野駅の山手線東京駅方面行のホームで電車を待っていたら、先日新聞に載っていた「エキマトペ」が隣のホームにあったので、わざわざ隣のホームまで行って写真を撮ってきました。
「エキマトペ」は、富士通やJR東日本、DNP(大日本印刷)が協力して開発中の、駅のアナウンスや電車の音といった環境音を、文字や手話、オノマトペとして視覚的に表現する装置です。
駅にある「オノマトペ」なので、「エキマトペ」というネーミングになったようです。
「オノマトペ」とは、漫画などによく使われる「擬声語」「擬音語」「擬態語」で、フランス語の「Onomatopée」のことです。
電車が近づいてきました。
ディスプレーは漫画の吹き出しを模したデザインになっています。
マイクで集音した駅の音情報を識別し、さまざまな音を人工知能(AI)が文字に変換します。
ホームに流れる定型アナウンスは、テキストに変換されると同時に事前収録したJR東日本の駅社員による手話動画とともにディスプレイ上に表示され、電車の発着音やドアの開閉音などは、手書きアニメーションで表現されます。
電車が到着してドアが開くと、「ご乗車ありがとうございます。」という文字と、駅員による手話、「♪ポロン♪ポロン♪ポロン」というオノマトペ、イラストで表します。上野駅なのでジャイアントパンダがいます。
今回は2022年6月15日から12月14日までの期間限定の実証実験で、設置も上野駅のこの一台だけのようです。
富士通のサイトには、
『本実証実験を通じて聴覚に障がいをもつ方をはじめとする駅をご利用のお客さまへ快適な体験を提供することで、より安全安心な鉄道利用を実現するとともに、ダイバーシティ&インクルージョンへの相互理解の促進を目指します。』
とあります。(『 』内は引用。原文のまま)
発車のベルが鳴っています。
このまま電車に乗ったら反対方向へ行ってしまいます。元のホームへ戻らなくては・・・
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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