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ウクライナ出身、マリー・バシュキルツェフの胸像2022年07月25日 18時16分19秒

国立西洋美術館の所蔵彫刻作品、《マリー・バシュキルツェフの胸像》です。現在開催されている常設展(新館2階第5展示室)で展示されています。
シャルル=ルネ・ド・ポール・ド・サン・マルソー 《マリー・バシュキルツェフの胸像》 1895年頃 大理石 94 x 50 x 33cm

マリー・バシュキルツェフ(Marie Bashkirtseff 1858年11月11日-1884年10月31日)は、本名をマリヤ・コンスタンチノヴナ・バシュキルツェヴァ(ロシア語:Мария Константиновна Башкирцева)といい、ウクライナ出身の画家、彫刻家、日記作家です。

現在のウクライナのポルタヴァ州で富裕な家庭に生まれ、かつてパリにあった美術学校「アカデミー・ジュリアン( Académie Julian)」で絵画を学びました。
結核のため25歳で夭逝しています。短い生涯のうちにかなりの量の作品を制作し、評価されていますが、作品の多くが第2次世界大戦中にナチス・ドイツによって破壊されてしまいました。

ウクライナがロシアに侵攻されてから、昨日の時点で5ヶ月が経ちます。
22日に国連とトルコの仲介による食料輸出再開の合意文書に署名したにもかかわらず、その翌日には積み出し港に定められていたウクライナ南部のオデーサ港にミサイル攻撃をするという、プーちんの暴挙が続いています。

国立西洋美術館では、ウクライナ生まれの女性芸術家マリー・バシュキルツェフを表した肖像彫刻作品の展示に関連し、ウクライナにおける危機に際し困難な状況に見舞われた美術館・博物館の復興を支援するため、募金活動を行っています。
これは ICOM(国際博物館会議)によるウクライナの美術館・博物館と文化遺産の保全・復旧のための支援活動に賛同しておこなうもので、寄付金は ICOM 日本委員会を通じ、フランスの ICOM 本部に全額寄付され、ICOM ウクライナにより同国内の美術館・博物館の支援のために使われます。

本館1階ロビーのインフォメーション・デスクの向かいに募金箱が設置されています。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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