ソシンロウバイ(素芯蠟梅) ― 2023年01月28日 09時20分09秒
国営昭和記念公園でソシンロウバイ(素芯蠟梅)が見頃になっています。
ソシンロウバイは中国原産のロウバイ(蠟梅)の園芸品種で、クスノキ目、ロウバイ科、ロウバイ属の落葉樹です。
ロウバイ(蠟梅)の名前の由来は、陰暦の12月(新暦で1月頃)にあたる朧月(ろうげつ)に梅の香りの花を咲かせるためだと言われています。 また、半透明で艶のある蝋細工のような花を咲かせるからという説もあります。
「梅」という字がつきますが、梅の仲間ではありません。梅はバラ目、バラ科です。
ロウバイの基本種は、黄色い花の芯の部分が暗紫色になっているので中心が枯れたように見えるのですが、素芯蝋梅は芯の部分も黄色なので見た目にも美しく、栽培品種として人気があります。
華やかな色の花が少ない冬の寒い季節に、澄んだ黄色の花が青空に映えます。花弁が蝋細工の様な厚みと艶を持っています。
木によっては、晩秋に生った焦げ茶色の実(蒴果)がまだ残っています。
ソシンロウバイの向こうに紅梅も咲いていました。
春が待ち遠しいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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