つくし(土筆) ― 2023年03月20日 08時54分16秒
多摩川の河川敷で、つくし(土筆)がたくさん生えていました。
スギナ(杉菜)は、地下茎から地上へ出る茎が胞子茎と栄養茎に分かれ、栄養茎をスギナ、春に出現する胞子茎をつくし(土筆)と呼びます。
つくしの穂は、緑色を帯びた“ほこり”の様な胞子を放出すると枯れてしまいます。 つくしの成長後に、それとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばします。それがスギナ(杉菜)です。
つくしは、薄茶色の円柱形で中空、袴(はかま)と呼ばれる茶色で輪状の葉の変形物が鞘状になって茎を取り巻いており、頂には六角形の胞子が密生します。
つくしは食用になります。
つくしを摘むときは、上の写真のように開ききったものではなく、下の写真のようにまだ胞子を放出していない、頭の部分がしっかりと締まった若いものを選びます。また、袴と袴の間が短い方が成長しきっていないので美味しいといいます。
写真を撮るには、ある程度開いている方がきれいに見えます。
灰汁抜きをして、つくだ煮やお浸しにすると美味しいですね。 パスタの具にしても季節感満載で映えるかもしれません。
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