棟方志功が使っていた「オリンパスペンEES-2」 ― 2023年10月28日 09時20分59秒
東京国立近代美術館で開催されている「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」で展示されていた、棟方志功が愛用していた「オリンパスペンEES-2」です。
1968年3月に発売され、フィルムカウンターは自動復元式で、ASA(ISO)400の高感度フィルムが使用可能になり、ホットシューの取り付けなど、「ペンEES」から大きな改良がなされペンEEシリーズの決定版となったカメラです。
ペンシリーズは横送りの35ミリフィルムを縦位置で撮影するので、フルサイズの倍の枚数を撮影できるという経済的にも優しいカメラでした。(24枚撮りのフィルムなら48枚撮影できます)
セレン光電池式露出計の受光部を、レンズ周囲にドーナツ状に配した独特の外観が、技術的にもデザイン的にも人気になりました。
懐かしいカメラです。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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