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石内都「絹の夢-silk threaded memories」2024年03月31日 11時19分57秒

野毛(横浜市)で一杯飲んだ後、横浜市役所新庁舎直結の馬車道駅から電車に乗ろうと歩いていたら、馬車道駅コンコースに巨大な写真パネルが並んでいました。
石内都「絹の夢 - silk threaded memories」
「えっ、石内都さんじゃない?・・・」と思って説明板を探したら、壁の隅の方に貼ってありました。
石内都「絹の夢 - silk threaded memories」
石内都「絹の夢 - silk threaded memories」とあります。

石内都さんは2012年に「絹の夢」という写真集を出版しているので、その中からの抜粋のようです。
そういえば、「横浜トリエンナーレ」がもう始まっているんですね。横浜美術館がリニューアル工事の為長く休館していたのですっかり忘れていました。
石内都「絹の夢 - silk threaded memories」
馬車道周辺はかつて横浜開港から近代の礎を築いた「生糸貿易」に携わる商館や検査所が置かれ、関東甲信越一円から集積された生糸が欧米へと輸出されていました。
石内都「絹の夢 - silk threaded memories」
石内都の「絹の夢」で撮影されているのは主に「銘仙(めいせん)」と呼ばれる着物で、屑繭(くずまゆ)の糸を平織した絣(かすり)の絹織物です。
銘仙とは、上物の絹織物には不向きな屑繭などから引いた太めの絹糸を緯糸に使って密に織ったものを指し、絹ものとしては丈夫で安価でした。その為、日本の近代化を支えた女性たちの普段着として愛用されていました。
石内都「絹の夢 - silk threaded memories」
今回の展示では、銘仙の着物地と共に、繭と生糸、石内さんの生まれ故郷である群馬県の製紙工場など、「絹の夢」シリーズから紡がれた空間が表現されています。

1926年から横浜生糸検査所が設置されていた場所にある横浜第二合同庁舎や、馬車道駅と直結する北仲ノットのKITANAKA BLICK&WHITEでは、横浜開港を機に始まった生糸貿易当時の赤レンガ造りが特徴的な建物を復元あるいは現物保存して、生糸貿易にかかわる歴史を残しています。
(「KITANAKA BLICK」は1926年に建設された歴史的建造物「旧・帝蚕倉庫事務所」をリノベーションしています)
1926年に建設された建物が多いのは、1923年の関東大震災の壊滅的な打撃からの「復興」として建設されたからです。
最近でも能登半島地震が起きて明日で3ヶ月を迎えます。関東大震災をはじめ、阪神・淡路大震災(1995)、東日本大震災(2011)、熊本地震(2016)、能登半島地震(2024)と、地震大国日本ですが、現在の横浜のように必ず復興できることを信じて皆で頑張りましょう。


石内都「絹の夢 - silk threaded memories」
展示場所:横浜高速鉄道・みなとみらい線「馬車道駅」コンコース
展示期間;2024年3月15日(金)~6月9日(日)
観覧料金:無料



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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