多摩川散歩 ― 2024年05月01日 16時18分27秒
昨日、多摩川の河川敷を散歩していたら、河原の道沿いに多くの野草が花を咲かせていました。
ナノハナ(菜の花)
菜の花の見頃も、そろそろおしまいです。河川敷にある家庭菜園から種が飛んだのか、あちこちで菜の花が咲いています。
タンポポの綿毛
花は終わって、きれいな綿毛が出来ていました。
ムラサキツメクサ(紫詰草)/ レッドクローバー(Red clover)
なんだか知らない虫がいます。飛び付かれると気色悪いので、すぐにその場を離れました。
コメツブツメクサ(米粒詰草)
コメツブツメクサ(米粒詰草)の間からシロツメクサ(白詰草)が生えていました。花が米粒のように小さいからこの名が付いたんでしょうね。
イモカタバミ(芋片喰)
カタバミの仲間ですが、黄色ではなく赤紫色のきれいな花を咲かせます。
河川敷やその周囲で大繁殖することが多く、絶滅危惧種を含む在来種と競合し、駆逐してしまうこともあるといいます。弱草藤という名ですが、繁殖力は強いようです。
ハマダイコン(浜大根)
ハマダイコンにはたくさんの実が生っていました。野菜ではなく野草の実なので、「食べられないことは無い」程度の味だそうです。ビールのつまみには、ちょっと難があるかも・・・
ハルジオン(春紫菀)
乃木坂46の「ハルジオンが咲くころ」(2016年)という歌で広く知られるようになった花です。よく似た花にヒメジョオン(姫女菀)があります。ヒルガオ(昼顔)
ポツンと一輪だけ咲いていました。ヒルガオにしては開花の時期が早いのでハマヒルガオかと思いましたが、花径が大きいので多分ヒルガオだと思います。
ヤセウツボ(痩靫)
つくしんぼ のように見えますが、違いました。つくし(土筆)は成長してスギナになっていました。(下)
この草はヤセウツボというようで、地中海沿岸原産の外来種です。外来生物法により要注意外来生物に指定されています。
マメ科やキク科などの植物に寄生して成長し、特にシロツメクサなどが群生しているところでみられるといいます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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