「写楽祭!— 日本の写真集 1950~70年代」フジフイルムスクエア ― 2024年10月25日 18時53分48秒
六本木の東京ミッドタウンにあるフジフイルムスクエア内のフジフォトサロンで開催されている、富士フイルムグループ創立90周年記念企画展 「写楽祭!— 日本の写真集1950~70年代」に行ってきました。
富士写真フイルム株式会社(当時)では、高度経済成長下のカメラブームを背景に、1960年代に有料PR誌「写楽祭」を刊行していました。
今回の写真展、第1部:『写楽祭傑作写真集』では、その「写楽祭」第10号で取り上げられた32冊の写真集から15冊を精選し、実際の写真集と各作家の写真作品を併せて展示しています。
第1部は木村伊兵衛、大竹省二、中村立行、濱谷浩、丹野章、石元泰博、岡田紅陽、細江英公、秋山庄太郎、 東松照明/土門拳、島田謹介、渡辺義雄、中村由信、岩宮武二、緑川洋一第2部:『写真集の時代1950~70年代』では、「写楽祭」には掲載されていないながら同時代を語るに欠かせない、厳選した17冊の写真集を第1部同様に各作家の写真作品とともに紹介しています。
第1部、第2部合わせて32点の写真集の実物と、ゼラチン・シルバー・プリントによる各作家の作品が展示されます。
第2部は田淵行男、山端庸介、常盤とよ子、芳賀日出男、土門拳、山沢栄子、小島一郎、川田喜久治、 浅井愼平、渡辺眸、深瀬昌久、森山大道、鈴木清、沢渡朔、奈良原一高、牛腸茂雄、石内都
と、錚々たるメンバー32名の銀塩写真による「写真展」と、時代を超えて作品を広く伝え続ける32冊の「写真集」が対をなし、写真文化が発展した時代の媒体の広がりを感じさせる構成になっています。
日本の著名な写真家の代表作が一堂に会した、またとない機会です。
毎日先着500冊限定で、写真展出展作品の図録「写楽祭」(B6判、非売品)が貰えます。
フランス生まれの国民的写真家として知られるロベール・ドアノーの写真展も開催されています。
第一部:「パリ郊外~城壁の外側~」8月29日(木)~10月30日(水)
第二部:「“永遠の3秒”の原点」を見る 10月31日(木)~12月26日(木)
富士フイルムグループ創立90周年記念企画展 「写楽祭!— 日本の写真集1950~70年代」開催概要
開催会場:FUJIFILM SQUARE内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1・2・ミニギャラリー
開催期間:8月29日(木)~10月30日(水)
休館日:会期中無休
開館時間:10:00-19:00(最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
観覧料金:無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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