立木義浩「舌出し天使 眼差しの軌跡」 ― 2025年01月21日 18時18分18秒
六本木のフジフィルム スクエアで開催されている、立木義浩「舌出し天使 CONTACT SHEETS 眼差しの軌跡」に行ってきました。
立木義浩が「舌出し天使」をカメラ毎日で発表したのは1965年4月号。東京オリンピックの翌年で、それから60年が経とうとしています。
「舌出し天使」は編集者が山岸章二、デザイナーは和田誠、詩を寺山修司が書くという、今思っても錚々たるメンバーで構成され、異例の56ページにわたって掲載されました。
この作品は日本写真批評家協会新人賞を受賞しています。
本展のために立木自身が新たにセレクトしたゼラチンシルバープリント25点とともに、同作のコンタクトシート24点が初公開されています。
コンタクトシートは、コンタクトプリント、ベタ焼き、密着焼き とも言われ、画像の確認のために1本分のフィルムを1枚の印画紙上に並べて密着させ、等倍でプリントしたものです。
コンタクトシートを見ると写真家の撮影技法や現場の状況が分かってしまう為、一般的には公開されません。60年の時を経て初めて公開されたコンタクトシートです。
1937年10月生まれの立木義浩さんは87歳。現在も精力的に活躍しておられます。
立木義浩「舌出し天使 CONTACT SHEETS 眼差しの軌跡」開催概要
開催会場:フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 企画写真展
開催期間:2025年1月6日(月)~3月26日(水)
休館日: 会期中無休
開館時間:10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
観覧料金:無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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