ネジバナ(捩花)が咲き始めました ― 2025年06月12日 06時45分17秒
国営昭和記念公園の日本庭園外周の芝生帯で、ネジバナが咲き始めました。
ネジバナ / ネジリバナ(捩花)は、ラン目、ラン科、ネジバナ属の小型の多年草で、日本全土の、湿っていて日当たりが良く背の低い草が生えている場所に生育します。花径の丈は高いものでも40cmくらいだといいます。ここで咲いているものは20cm前後が多いようです。これから成長していくのでしょうか。
ピンクから赤紫色をした小さな花が、細長い花茎に密着させるように、螺旋(らせん)状に並んで下から上の方へ咲いていきます。アップにするとラン科の植物だということが納得できます。
花が螺旋状にねじれて咲くので、「ネジバナ」の和名が付きました。 学名は、Spiranthes sinensis var. amoena といいます。学名のSpiranthes(スピランセス)も、ギリシャ語の 「speira(螺旋) + anthos(花)」に由来しています。
右巻きと左巻きの両方があり、その比率は大体1対1だといいます。植物の世界は平等ですね。
英名では「Lady’s tresses」と呼ばれます。女性の美しい髪の毛(巻き髪)を意味するようです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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